今週のミャンマー

2021.02.01
ミャンマーに到着したCOVID-19ワクチンについて

先週からミャンマーに到着したCOVID-19ワクチンは、最低62%、最高90%、
平均して、70%の予防効果があると言われている。
COVID-19ワクチンは、予防接種を接種した人にはにある程度の予防効果がある可能性があるが、
ウイルスが他の人に感染するリスクがあるかどうかはまだわかっていない。
これは国際的に研究されている。

ミャンマーに到着した150万回分のワクチンは、初めに医療従事者によってワクチン接種され、
1週間以内に免疫ができ、免疫を維持するために段階的に摂取する必要がある。
また、どのくらい免疫が持続するかは明らかになっていない。

ワクチンを接種した人は、最初の接種28日後に2回目の接種する必要がある。
保健スポーツ省は、現在利用可能な150万のワクチンに加え、
2月の第2週目にさらに200万のワクチン接種が可能になると発表した。


2021.01.25
2021年1月22日にインド製の新型コロナウイルス用ワクチンが到着

2021年1月22日にインド政府から寄贈された新型コロナウイルス用ワクチンがヤンゴン国際空港に到着した。
150万回分(75万人分)のワクチンで、来週から75万人へ接種を開始すると、アウンサンスーチー国家顧問が発表した。

詳細内容は下記の通り
・今回到着したワクチンはインド血清研究所(Serum Institute of India)が製造した「Covishield」というワクチンで、
   インド政府がミャンマー政府寄付した。。
・現状は、次にいつ、何回分のワクチンが届くか名言できないが、2回目のワクチンが来週に到着するのを待っている状態だ。
・1人に対して2回のワクチンを接種する必要があり、最初の接種後、28日の間隔をあけてに2回目を打つ。。
・ボランティアを含む、ミャンマー全国の医療従事者を優先し、次は高齢者、基礎疾患がある人を優先に接種する。
・ワクチンの到着状況を踏まえて、最も効果的な方法で行えるように、保健・スポーツ省が検討している。。


2021.01.18
ミャンマーで新型コロナウイルス用ワクチン購入のための募金を開始事

ミャンマー政府、COVID-19対策国家中央委員会が新型コロナウイルス用のワクチンを
購入するための募金を開始したことを発表した。。

また、2020年12月30日に募金が開始され、
2021年1月6日までにミャンマー財閥、EDEN Groupの会長Chit Khineさんから150万米ドル、
MAX Myanmar Groupの会長Zaw Zawさんから20億Ks、
Capital Diamond Groupから100万米ドルの大口の寄付があったと発表した。
また、在日ミャンマー人からも有志でミャンマー大使館と連携し募金を開始している。

ミャンマー政府はインドと中国からワクチンを購入する予定で、
医療関係者を優先とし、2月からワクチン接種を開始すると国家顧問Aung San Su Kyiさんが発表した。


2021.01.11
2021年1月31日まで新型コロナウィルス関連の各種国内制限措置を延長

2020年12月29日、ミャンマー政府は2020年12月31日までとされていた各種国内制限措置は、
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために各種国内制限措置を2021年1月31日までの延長を決定した。

同政府は各種国内制限措置において「健康上の理由で病院やクリニックに行くこと」や
「許可された市場やショッピンぐモールでの販売・購入」、「政府機関への通勤」などといった例外を除き、
2020年8月12日からの通達で30人以上の集会を禁止している。

また、ヤンゴン地域における深夜0時から朝4時までの夜間外出禁止令も継続となる。


2021.01.04
ミャンマーは日本の入国禁止措置の対象外に

日本政府は12月26日に世界各国で広がっている新型コロナウイルスの異変種の国内侵入を防止するため、
12月28日からすべての国・地域からの外国人の新規入国を2021年1月31日まで一時停止すると発表したが、
ミャンマーは例外として扱われている。

在ミャンマー日本国大使館は12月26日深夜に
「新たな水際措置として日本への入国の一時停止が発表されましたが、
ミャンマーについてはレジデンストラックの下で日本への入国は引き続き可能である」と発表した。

「双方向の合意により往来を可能であるレジデンストラック及びビジネストラックについては、
今回の入国禁止措置の対象外となります。
これにより、ミャンマー人の技能実習生、特定技能労働者、
および技術・人文知識・国際業務の在留資格を取得している者の新規入国は、引き続き許可されます」と発表された。


2020年

2020.12.28
ヤンゴンからバンコクまで高速道路プロジェクトが開始

建設省はヤンゴンからバンコクまで車で9時間行ける高速道路プロジェクトを開始していると発表した。

現在、ヤンゴンのティラワ工業団地からバンコクまで570マイル(約920キロ)を16時間掛かっている。
高速道路プロジェクトでは、ティラワ工業団地からミャワディ市(ミャンマー側の国境)まで車で4時間半、
メーソート(タイ側の国境)からバンコクまで4時間半で行けるようになる。

ヤンゴン市内の交通渋滞を避けるため、当プロジェクトでバゴー(Bago)とチャイトー(Kyaikhto)を結ぶ新しい高速道路や、
チャイトー(Kyaikhto)、タトン(Thaton)、 ビーリン(Belin)などの他の都市の外環状道路も建設する。

ヤンゴン-バンコク間の高速道路はタンリン(Thanlyin)、トンクァ(Thonegwa)、カヤン(Khayan)、タナッピン(Thanatpin)、
バゴー(Bago)、チャイトー(Kyaikhto)などのヤンゴン東部の都市の成長につながるという。

また、高速道路が完成するとミャンマー全体の経済社会の発展、ミャンマー人就業率向上にもつながる。と建設省が発表した。


2020.12.21
2021年1月1日から国際旅客便の再開の準備

国際線旅客機を2021年1月1日1月1日から再開する準備を進めよとの政府内部文章が公開された
ヤンゴン空港含めミャンマー国内のすべての国際線旅客機について2020年12月31日まで着陸禁止措置であるが、
1月1日から再開する準備を進めている。

国内旅客便については、2020年12月16日から運航を再開するよう、12月12日に航空運輸管理局が発表した。。

「1月1日から国際線旅客機再開のため関係各省と調整中だ。しかし、乗客の到着時の検疫、隔離施設等を
準備すべきことがたくさんあるので実現するかどうかは未定だ」と
航空運輸管理局のネー・ウイン総局長より発表した。


2020.12.14
ミャンマー国鉄向け車両納入案件の契約締結について

三菱商事株式会社は、ミャンマーヤンゴン環状線向け新型車両 66両、ヤンゴン・マンダレー幹線鉄道むけ新型車両 180両
(YMプロジェクト)をミャンマー国鉄との間で、両プロジェクトの契約を締結した

両プロジェクトの契約総額は約690億円で、日本政府とミャンマー政府の間にある円借款契約により手当てされる。

三菱商事が納入する車両は、ヤンゴン環状線でミャンマー最大の商業都市ヤンゴン市中心部の約46kmの環状線を走り、
計画では環状線一周の走行時間が現在約170分要しているところ、約110分に短縮する。
ヤンゴンマンダレー鉄道は、ヤンゴンから首都ナイピタウをから、第二の商業都市マンダレーへ向かう迄の約620Kmを結ぶ
ミャンマーの大規模幹線で運転し、計画では現在約15時間要しているところを約8時間程度に大幅短縮する。

納入する車両はスペイン最大手の鉄道車両メーカーであるConstrucciones y Auxiliar de Ferrocarrilesが
日本製の機器類を採用して製造され、2023年から2025年にかけて順、、次納入を予定だ。


2020.12.07
第21回日本語スピーチコンテスト

2020年11月21日に在ミャンマー日本国大使館は
国際交流基金ヤンゴン日本文化センター、ミャンマー元日本留学生協会(MAJA)とともに、
「第21回日本語スピーチコンテスト」を開催した。

今年のスピーチコンテストは、新型コロナウイルス感染症の影響で
オンライン開催となったが、ミャンマー全国から多くの方が参加した。
また、予選を勝ち抜いた15名が本選大会に出場した。


2020.11.30
ダウェイ経済特別区開発計画 (SEZ) に日本政府の投資

日本はミャンマーのダウェー経済特区開発計画 (SEZ : Special Economic Zone) に本開発として参画することになる。
この計画は初期開発と本開発の2本に分類され、初期開発はイタリアン・タイ社が主体となり開発が進んでいる。
日本政府は初期開発には関わらず、本開発のみ参画するとしている。
日本としてはこれがティラワ経済特区開発計画(SEZ)の後二つ目の投資になる。
200㎢広さがあるダウェー経済特区にタイ国境との道路整備を含め、深海港建設や工業建設等もする予定だ。
この計画は2008年から始まる予定だったが、2015年に提案書を募集し、2019年にまた開発した。
東南アジアに大切な経済プラットホームになるダウェー経済特区を2023年に開始する予定だ。


2020.11.23
ミャンマー中央銀行は、銀行間での送金可能の電子決済システム「CBM-Net2」を発表

独立行政法人国際協力機構(JICA)は、国内の異なる銀行間での送金を可能にする電子決済システムを稼働する発表した。。
コロナ禍の中、JICAはミャンマー中央銀行、ミャンマー国内の外資系投資銀行と協力して導入される。

電子決済システム「CBM-Net-2」を使用すると、現地通貨チャットでの国内銀行間の送金などが可能になる。

また、巨額の送金を行う給与取引、税金や光熱費などの公共料金などの引き落としが可能になる。

このシステムは、資金不足の経済からの「キャッシュレス」支払いを容易にし、
COVID-19と共存するという課題に対処する1つの方法であるとJICAは述べた。

JICAが協力してミャンマー中央銀行が2016年1月に導入した「CBM-NET」の後継タイプで、
国内全域の銀行での手続きの効率化が見込まれる。

小売取引に加えて、地方自治体の銀行、 民間銀行間の取引ができる。


2020.11.16
保健・スポーツ省は、選挙後の集団集会に警告、COVID-19予防ガイドライン違反者には法的措置

11月10日に保健・スポーツ省は、11月8日に総選挙後に、集団集会が開催されていると述べた。

同省は、COVID-19の蔓延を防ぐために30人以上の集会の禁止をあらためて通達し、違反者に警告した。
措置に従わない場合、法的措置を講じると発表した。

2020年11月8日総選挙後、勝利を応援する国民民主連盟(NLD)の支持者らは
ヤンゴン、マンダレーの大都市で大集会を行った。

これにより、NLD党は支持者の30人を超える大規模な集会を開かないよう求めたが、支持者は無視した。
選挙翌日も、全国のNLDの支持者は勝利を応援するために大声で圧勝宣言を繰り返している姿が見られている。

選挙期間中、投票した有権者の数が多かったが、一部の地域では社会的距離のルールが守られなかった。


2020.11.09
2020年ミャンマーで総選挙

11月8日、ミャンマーで5年ぶりに総選挙が行われた。
投票所には、午前朝6時開始時刻の2時間前の午前4時から有権者が列を作った。

また、東京は午後16時に締め切られ、午後16時半より、開票作業が始まった。
Covid-19の疾病予防および管理ガイドラインに従って、各地域の選挙管理委員会(UEC)によって開票される。

各地域の選挙管理委員会(UEC)は投票結果と当選した候補者を随時発表する予定だ。

また、当選した候補者のリストを全国テレビ放送し、
Webサイト、Facebookでの選挙の結果を発表する予定だ。


2020.11.02
ヤンゴンの一部の地域で、食料を車で移動販売を実施

ミャンマー商工会議所連盟から、
COVID-19の流行が拡大しているヤンゴン管区の一部の地域で、自動車による食料の移動販売を10月26日に開始すると発表した。
目的は感染者数を減らし、住民に食料を提供することであると述べた。
ヤンゴン首相の承認を得て、この制度は低所得者に食料をを安い価格で購入する手段を提供する。
移動販売は10月26日に一部の地域で実施された。他の地域でも引き続き実施すると発表した。


2020.10.26
ミャンマーの太陽光発電プロジェクト落札について

5月18日に太陽光発電の国際入札を実施し、9月4日に技術審査を行った後、落札者リストを公表した。

公表を2度に分け、電力エネルギー省からアナウンスしました。
10月6日に430メガワットの電力を供給する16カ所を中国企業5社、ドイツ企業1社が落札した。
また、10月16日に合計容量260メガワット供給する7カ所をChina Machinery Engineering Corporation
とSungrow Power Supplyが落札した。

夏が来る前に電力不足を解消するため、太陽光発電所を建設すると電力エネルギー省が発表した。


2020.10.19
過去5年度の外国投資額は230億ドル

投資会社管理局によると、外国投資額が過去5年度に230億ドルを超えた。

現在政府の下で、ミャンマー投資委員会、州および地域の投資委員会は、
1,000件を超える外国投資の許可と承認を発行している。
これらの許可と承認により、230億ドルを超える外国投資が受領された。

以後、数年間で同様の投資額を受け取ることを予想されるU Thaung Tun、投資と外交経済関係の大臣が言った。

先週、U Thaung Tun、投資と外交経済関係の大臣はオーストラリア商工会議所(AustCham Myanmar)が主催したビジネスフォーラムで、
投資外国貿易省が投資家のためにオンライン許可を提供し続ける


2020.10.12
2020年総選挙に向け海外で在外投票を実施

2020年総選挙に向け、海外に在住するミャンマー国籍者のために在外投票が行われる。
投票できるミャンマー国籍者は、ミャンマー大使館内に開設される投票所が可能となる。

ミャンマー大使館で投票する有権者は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策に従って、投票所入の入口で体温検査が必要となる。
また、当批評所ではアルコール消毒の設置、 職員のゴム手袋を着用、定期的な換気、記載台等のアルコール消毒が実施されている。

世界各国のミャンマー大使館9箇所、ミャンマー総領事館1箇所が開設されており、10月9日にはマレーシア、名古屋に投票所が開設された。


2020.09.28
Googleマップでヤンゴンバス路線の表示

JICAとミャンマー政府でヤンゴン公共交通のGTFS(公共交通情報フォーマット)作成プロジェクトに取り組んでいる。
YBPC社(Yangon Bus Public Company)はYRTA(Yangon Region Transport Authority)の協力のもと、
2020年9月21日よりGoogleマップでヤンゴンバス路線情報が表示されるようになった。
現在は試験的な運用でYBPCのバス路線のみの表示だが、将来的に全線をGoogleマップや他の地図情報サービスで表示する予定。


2020.09.21
ヤンゴン~マンダレー長距離バス運休

マンダレー管区長距離バス管理委員会によると、
ミャンマーの主要都市ヤンゴン~ネピドー~マンダレーを結ぶ長距離バスが、
9月11日から運休となった。

マンダレー管区政府のゾー・ミィン・マウン首相は
「ミャンマー国内で新型コロナウイルスの感染が急速に拡大しているため、
都市間の人の移動を制限するための措置だ」と発表した。

ヤンゴンからマンダレーへの物資の輸送については、
マンダレー手前のヤメーティンで運転手を交替し別のトラックに荷物を
積み替えることを条件に許可されており、物流にも大きな影響が出ている。


2020.09.14
ミャンマー、カヤ州でコロナウイルス感染者なし

9月13日、最初のコロナウイルス感染者を発表した3月23日以降、
カヤ州はコロナウイルス感染者の確認がされていないミャンマーで唯一の州である。

しかし、133名は検疫中、43名は検査結果待ちである。
他の州では感染が増えてきているため、カヤ州の州境では厳密な検疫を実施している。

3月23日から9月13日までコロナウィルス感染者数は2932名、死亡者数は20名、回復者数は699名である。


2020.09.07
官公庁 オフィスへの出勤率を半減(ハーフロックダウンシステム)

8月16日、COVID-19で感染確認された患者は、国内感染(ラカイン州)したと見られている。
公務員の感染拡大を防ぎつつ、業務を停滞させることなく遂行するよう指示した。

9月6日に国民医療中央委員会がオフィスへの出勤率を半減する、ハーフロックダウンシステムの
措置を行い、COVID-19感染をコントロールするよう通知した。また、9月9日以降は公務員の
出勤率を半減するよう指令を発表した。


2020.08.31
家庭用電気代の一部無料化、12月末まで延長

ミャンマー電力・エネルギー省は、4月に開始した家庭用電気代の一部無料化措置を12月末まで延長すると発表した。

4月~6月は150Unit(kWh)を下回る場合は無料とし、151Unit以上の場合は150Unit超過分を支払うこととなる。
7月分については75Unit分まで無料としていたが、また8月からは150Unitまでに無料となった。

電気料金の一部無料化は、新型コロナウイルス感染拡大による経済の落ち込みに伴う家計への打撃を緩和するために実施されている。


2020.08.24
ミャンマー人採用の特徴と注意点をまとめたレポートを無料で公開

DOC株式会社(以下、DOC)が、ミャンマー人採用の特徴と注意点をまとめた
「【完全保存版】ミャンマー人を採用・採用検討している経営者・人事向けレポート」を、無料で公開した。

DOCは、外国人採用支援の総合ポータルサイト「dnus」を運営する会社だ。
今回、ミャンマー人を採用している若しくは採用を検討している経営者・人事向けに、
文化・宗教・人種などについて確認できるレポートを公開した。

DOCによればレポートには、
「ミャンマー人を採用する上で知っておくべき、特徴・言語」や「ミャンマー人を採用した後に気をつけるポイントは?」といったものがあり、
「外国籍採用に関心がある」や「特定技能や技能実習生の受入れを行っている」などの課題を持つ経営者・人事におすすめだとしている。

同レポートは「dnus」のダウンロードフォームに必要事項を入力すれば、無料でダウンロードが可能だ。

外部リンク

DOC株式会社
https://www.doc-inc.com/

DOC株式会社のプレスリリース(DreamNews)
https://www.dreamnews.jp/press/0000220519/


2020.08.17
エーヤワディ地方域に地元企業が建設する新しい港湾

地元企業であるEver Flow River Public Co. ltd(EFR)の子会社Unison Choice ServicesとAyeyar Hinthar Holdings(AHH)は協力となり、
エーヤワディ地方域にAyeyarwaddy International Industory Port(AIIP)をけんせつする。
Unison Choice Servicesが60%、Ayeyar Hinthar Holdings(AHH)を30%出資する。

Unison Choice Servicesは昨年からプロジェクトの調査を開始した。
AIIPは、ミャンマーの第二港湾都市であるパテイン市の近くにあるパテイン工業都市に6,700エーカーの港湾を建設する。

AIIPは、完成するとミャンマーの製品の輸出、パテイン工業都市の各企業が必要とする原材料の輸入、建設資材の輸入に重要な役割を担う。
また、ローカル港湾及び国際港湾に直接接続できる新たな海上ルートになる。


2020.08.10
ミャンマー・ヤンゴンに1号店となるAEONショッピングモール

日本の株式会社であるAEONは、ミャンマーの都市で1号店となるショッピングモール事業を展開する。
日本国内および中国・アセアン地域で培ってきたショッピングモール開発のノウハウを活かし、
ミャンマー初となるAEONモールを出店する。

ヤンゴン中心部より車で30分、約10kmのヤンゴン管区ダゴンセイカン、ティラワ港近くに出店することが決定。
AEONモールの敷地面積は約 72,000㎡を計画している。

2021年上期に着工予定で、2023年ごろの開業を目指す。

ミャンマーの最大の不動産ディベロッパーであるSHWE TAUNG REAL ESTATE CO., LTDと合弁会社オンモールミャンマーを設立した。
投資額は1億8000万ドルで、AEON株式会社が70%、SHWE TAUNGが30%出資する。

世界銀行は、ミャンマーの経済成長率は2019-2020会計年度では0.5%に下方修正されたが、
2020-2021会計年度では7.2%成長に回復すると予測している。


2020.08.03
2020年11月8日に実施する2020年の総選挙に視覚障害者の投票しかたについて

ミャンマーの総選挙は5年に1回、人民代表院(下院)および民族代表院(上院)のすべての議席を改選すること。
今回は2020年11月8日に実施する予定で、7月20日から8月7日まで立候補者を受け付け、8月11日から17日まで審査が行われる予定。

下記を視覚障害者の投票しかたについてミャンマー盲人協会の会長であるアウン・コ・ミント氏がミジマ新聞で発表した。
2015年の総選挙では視覚障害者の投票は、全国に17の投票所しか設置されていなかった。
2020年の総選挙には視覚障害者が少なくとも10人いるすべての投票所で点字テンプレート(Braille template)を利用して投票できる。
2020年11月8日の総選挙における230万人の障害者のうち、約210万人が投票することができ、そのうち約4分の1は視覚障害者である。


2020.07.27
ミャンマーのコロナ禍後の観光業復旧の企画

新型コロナウイルスの影響で経済へ大きな打撃を受けている。。

観光産業の1つである遺跡都市バガン(Bagan)は3月末から拝観が中止され、
バガン周辺のホテルが閉鎖されてから、7月で3ヵ月が経っている。
国内感染者数も減少しているので、7月中旬には拝観の緩和を進めるという。
また、国内の観光地のホテルは検査を受け、再開の手続きを行っている。

ミャンマー政府は、コロナ禍後の観光業復旧に向けて、第4四半期(10~12月)に
ベトナムを含む近隣4カ国から観光客を受け入れる方針を示している。
と7月22日付のVNエクスプレスサイトで報じた。
現在、対象となる国はベトナム、ラオス、カンボジア、タイとなる。


2020.07.20
1,300人以上のミャンマー人労働者が日本への渡航を希望

ミャンマー海外人材派遣企業協会(MOEAF)によると、
1,300人以上のミャンマー人労働者が日本への渡航を希望しているという。

2020年4月の空港閉鎖前に労働許可証を取得した者、また閉鎖後に労働許可証を取得した者もいる。
日本への渡航希望者が増加している。

現在、空港閉鎖前に労働許可証を取得した人たちが日本に入国できる日もまだ分からない状態だ。

ANAは8月1日(土)、6日(木)に成田発、ヤンゴン着の救援便を運航する予定であり、
また、8月2日(日)、7日(金)にヤンゴン発、成田着が運航する見込みである。

ヤンゴン発、成田着の便には、日本人および日本へ再入国許可証所持者のみが搭乗可能だという。


2020.07.13
YBSバスで利用できるYPSカード(電子決済カード)を7月21日に発売

Yangon Payment System(YPS)カードは7月21日に発売され、
現在、Yangon Public Bus Company(YPBC)とBandoola(バンドーラ)バス路線の
合計597本のバスが運行されている。

現在、YPBS番号43、62、72、87、88、89および
Bandoola(バンドーラ)バス路線番号12、14、25、30、38に導入されている。

YPSカードは、G&Gコンビニエンスストア、Sule(スーレー)、Thamine(タマイン)、Tarmwe(タームエ)の
3つのYPSサービスセンターで販売するという。
各YPSカードの初期購入は2,000MMK掛かり、最低額1,000MMKからチャージできる。


2020.07.06
Myanmar National Blood Centerで毎日100人以上の献血者が必要

Myanmar National Blood Center では、毎日は約150人の患者が輸血を必要をしているため、
毎日100人以上の献血者が必要である。
3月にはCOVIDの影響で患者が少なくなったが、4月以降は手術が必要な患者も
徐々に増えているので、6月初旬からは毎日100~150本の血液パックが必要になる。

Myanmar National Blood Centerの営業時間は午前8時から午後4時までである。
週末は午前10時30分から午後3時まで献血することができる。

4ヶ月毎に献血できるので、定期的な献血を呼び掛けている。
患者さんへ血液をお届けするため、献血のご協力をお願いしています。


2020.06.29
第2回ミャンマー-OECD投資政策のレビュー(IPR)が6月23日に開催された。

U Thaung Tun、対外経済関係省大臣は、投資政策の見直したと発表した。

第1回IPRは、OECDの協力により、投資の促進と円滑化、金融セクター改革、インフラ開発、責任ある企業行動などの分野を見直した。。

第2回IPRは、グリーン成長を支援する投資フレームワーク、安全で安心な土地の利用促進、経済ゾーンの役割の強化などの領域を見直した。

※OECD:経済協力開発機構


2020.06.22
アウン・サン将軍の肖像入り新紙幣、7月殉教者の日から発行

ミャンマー中央銀行は、7月19日でミャンマー建国の父アウン・サン将軍の肖像が入った
新紙幣(500Ks紙幣)が殉教者の日の記念として発行することを発表した。

今年の初め、2020年1月にも新1,000Ks紙幣が印刷された。
中央銀行の関係者によると、前回と同様、現在流通している500Ks紙幣も利用可能で、
経済への影響はないという。

ミャンマー中央銀行の発表によると、新紙幣のメインカラーは赤褐色で、
表面は アウン・サン将軍のイメージ、上部に「ミャンマー中央銀行」という文字と
長さ150 mm、幅70 mmである。左側にはアウン・サンの透かしがある。
セキュリティコードが埋め込まれ、紙幣の左右に短い線が印刷されると述べた。


2020.06.16
6月末よりYBSバスでYPSカードによる電子決済システムを導入

2020年6月より、ヤンゴン市内のローカルバスYBS路線バスにYangon Payment System(YPS)カードによる
電子決済システムを導入すると、Aisa Starmar Transport Intelligentが6月10日に発表した。

現在、約2,000車両に導入されている。計4,000車両に導入する予定だ。
試験運用期間終了後、ヤンゴンにあるG&Gコンビニエンスストアでプリペイドカードの販売を始まる予定。


2020.06.08
ミャンマー16地域の中7地域でコロナウイルス感染者なし

コロナウイルスの感染者がいた16地域の中、7地域に感染者が0人になったと
6月4日に保健スポーツ省から発表した。
その7地域 はネーピードー、マンダレー管区、ザガイン管区、
東シャン州、モン州、カチン州、マグウェー管区である。
3月23日から感染者が見つかったが、6月4日まで感染者数は234人、
死亡者数は6人、回復者数は145人である。

回復者数が増えたのは患者の症状により医師が提示した治療法や
中国の専門家の協力だと公衆衛生局のThan Naing Soe氏は述べた。


2020.06.01
ミャンマー、7月に学校再開

基礎教育省によると、ミャンマーの学校は、7月21日に基礎教育高校を始め、2週間後に中学校、またその2週間後に小学校を、順次再開する。。
公立学校は7月21日に開校され、これには私立学校および修道院の学校も含まれると、教育相Myo Thein Gyi氏は会議で述べた。

ただし、私立学校教師協会の会長であるDr. Bioは、学校はEUと厚生労働省からの防止策の指示に従う必要があると語った。
再開に向けての詳細なルールが発行されており、私立、修道院、および公立学校に適用される。。
学校のガイドラインには、最低6フィートの社会的距離を維持することが含まれる。
規則を守らない人々は、伝染病の予防と管理法に基づいて措置が講じられると、民族代表院のTin Maung Win氏は述べた。


2020.05.25
新型コロナの影響で閉鎖中の工場勤務の従業員に補助金(3億チャット以上)を交付

社会保障理事会のMaungMaungAye局長は、
新型コロナウイルス(COVID-19)の蔓延により閉鎖されていた工場の1万人以上の従業員へ
10日間で3億チャット以上の補助金を交付することを明らかにした。

社会保障理事会から閉鎖中の工場の労働者へ5月13日~5月22日で、
14652名に合計3億チャット以上の補助金を交付していた。
22日以降に申請すした場合に関しても調査し、早めに交付するよう実施している。

COVID-19感染防止のため、厚生労働省からの防止策の指示に従い、
実施しているか否か、各企業に対し確認している。
確認を待ち、閉鎖されていた工場の従業員に対し
閉鎖された日数により給料の40%を交付するようする。


2020.05.18
新型コロナで閉鎖中の学校を7月に再開する予定

ミャンマー基礎教育部門(Basic Education Department)のKo Lay Win局長は、
新型コロナウイルス(COVID-19)の蔓延により閉鎖されていた学校を7月に再開する予定で準備を
進めていることを明らかにした。

現在基礎教育学校6,012学校は同中央委員会によりコミュニティベースの隔離施設として使用されているため
6月15日までに引き渡すよう教育省が命令を出している。

ミャンマーの学年の年度は6月に始まり、翌年3月までで、3月~5月が夏休みとなっている。
通常ならば5月中に学校に申込をして6月1日に学校が開始するが、COVID-19の影響で遅れている。
Ko Lay Win局長は、
「学校は遅くとも7月の第3週に再開する。教育省は、子どもたちの安全な環境を確保するために最善を尽くしている」と言った。


2020.03.23
コロナウイルス感染症予防対策について(AungSanSuKyi氏の発表)

2020/3/16 20:00ニュースでAungSanSuKyi氏より、
ミャンマーではコロナウイルス感染者は確認されていないものの、
感染症予防対策として人混みや集会、イベント、水祭りなどを
自粛することを3/16より実施する方針を述べました。

そして、工場停止などで失業者が発生しないように
所得税や銀行のローン金利の低減することも検討していると述べた。
貿易会社には2020年度の所得税2%の免除を発表した。。

また、政府が良い方針を立てても、一人一人の国民の理解と協力が欠かせない。と述べ、
国民に協力することを求めていました。

それに伴い、ミャンマー全国の映画館は、3/16~4/30を休館、
塾や私立学校等も 3/16~4/30は休校(国立学校は既に夏休み)、
例年実施しているパゴダの祭り等も次々と中止となった。


2020.03.16
米ドル安でミャンマー国内販売の新車価格が下落

今週、ミャンマーチャット(MMK)高米ドル安が進み、
ミャンマー国内で販売している新車価格は以前より10%まで下落した。

「新車1台あたりの価格は以前より10%ほど下落している。
新車価格は当日の為替レートで決められ、価格が高い車はより安く購入できる」
とトヨタ販売店の最高執行責任者(U MYO MYINT THEIN)が述べた。

ミャンマー国内では、トヨタラッシュは28,500米ドルで販売されている。
為替レートが1米ドル当たり1,500MMK台だったときは4,270万MMKで販売していたが、
米ドルの為替レートは10%まで下落したので1台あたり140万MMKほど値下がりしているという。

ミャンマー国内で組み立てられたSKD車はミャンマーチャットで販売されており、
MMK高米ドル安がより進行する場合、SKD車の価格を維持することは難しくなる。

3月10日時点の米ドル為替レートは、(TTB)1,290MMK、(TTS)1,330MMKだった。


2020.03.09
「マンダレー・スマートペイ」ローンチセレモニー3月に開催

ヤタナポン銀行とシンがポールの決済代行会社2C2Pが提携して提供するオンライン決済システム
「マンダレー・スマートペイ」のローンチセレモニーが3月14日にMandalay Convention Centerで
開催されるとマンダレー市開発委員会が発表した。

それにより、マンダレーの居住者は今月からスマートフォンで「マンダレー・スマートペイ」を利用して
QRコードを読み込んで簡単に税金を支払うことができるようになる。
マンダレー市開発委員会によると、オンライン決済による手数料は徴収せず、税金のみ徴収する方針だという。
「マンダレー・スマートペイ」は納税の他にもコンビニ、スーパーマーケット、薬局、レストラン、
バイクタクシーの支払いなどにも利用できる。


2020.03.02
携帯電話のSIMカードの整理書の作成について

SIMカードの整理書の作成、交通省、通信管制庁が発表がありました。

下記の理由で
2014年に交通省、通信管制局からSIMカードの登録に関する規定(Code of Practice for Mobile Service User Registration)を何度も公表しました。
▪安全を確保することができるため
▪無記名SIMで、通信ネットワークを利用して犯罪を減らすことができるため
▪携帯電話の利用者は、自分たちの携帯電話でのやり取り責任とれるため

きちんと整理書登録されていないSIMカードが何枚もあるので、
2020/04/30まで、登録していないSIMカードはコールセンター以外のコールを解除されます。
2020/6/30まで、登録していないSIMカードはコールセンター含め全てのコールを解除されます。

整理書登録と登録済みか確認方法は下記です。
▪モバイルオペレーターに電話して確認できる
▪自分でも該当APPとかネット上から確認できる

利用者としては、実際に利用しているSIMカードを停止させないように、自分のSIMカードを登録してください。


2020.02.24
ヤンゴン市の大気汚染について

気象水文学部は、2月11日から毎日、大気汚染に関する情報の提供を始めた。
また、気象水文学部によると、ヤンゴンの大気環境は、市内の車両数の増加にも関わらず、
安全とされる範囲内にとどまっている。と発表している。

2月11日の測定では、市の空気質指数(AQI)が95と測定された。

この指数は、大気中の一酸化炭素、二酸化窒素、二酸化硫黄、地上オゾン、
粒子状物質などの大気汚染物質の濃度を算出する空気質指数(AQI)で表す。

気象水文学部は、
0-100の測定値は人々の健康に影響を及ぼさないレベルを示すと述べた。
101〜300の評価は、健康に影響を及ぼす可能性がある空気のレベルで、
301〜500の評価は、有害な影響を及ぼす可能性がある外出は避けなければならない。

同局の局長U Kyaw Moe Ooは、彼の代理店は都市の空気質指数を毎日更新し、情報提供するという。
「空気質指数の情報を、毎日発表する。」

また、他の主要都市に空気質指数測定器を設置する予定だ。

代理店のFacebookページで、インデックスを確認可能だ。。

Air Quality Yangonと呼ばれる非政府組織は、ヤンゴンで独自の大気質のモニタリングを実施しており、
専門家もこのイニシアチブを歓迎すべきだと述べた。
空気質指数は、都市の大気汚染に関する意識を高めるだけでなく、
政策立案者が公衆衛生を守るための規制を策定するのにも役立つはずた。

気象水文学部 のサイト:https://www.moezala.gov.mm/
参考新聞:MYANMAR TIMES


2020.02.17
アウンサン将軍

アウンサン将軍はミャンマーの独立運動家です。
「ビルマ建国の父」として死後も敬愛されています。

アウンサン将軍は1915年にマグウェ地方域ナッマウという町で
ファー弁護士とスーの間に生まれました。

1942年にキンチーと結婚して、2男2女をもうけました。
長女アウンサンスーチーはミャンマーの民主化指導者として
世界的に評価されています。
長男アウンサンウーはアメリカ合衆国で技術者となっております。

二男アウンサンリンさんは8歳の時に自宅で溺死しました。
末子アウンサンチットさんは生後間もなく亡くなってしまいました。

アウンサン将軍は1947年7月19日に暗殺され、その日をミャンマー全国の殉教者日と決めて現在までお祝いしております。
妻のキンチーは駐インド大使として務めた後、1988年に亡くなりました。

アウンサン将軍が生まれた2月13日にミャンマー国内でさまざまなイベントを毎年行っております。
豆とナン(アウンサン将軍が朝食でよく食べていた)を寄付する場所も沢山あります。
今年より、政府から色々な場所でアウンサン将軍の銅像が建てられる予定です。


2020.02.10
新型コロナウィルス 武漢市から帰国したミャンマー学生59名をマンダレーで隔離

武漢に在住しているミャンマー人63人のうち59人がチャーター機で帰国した。
帰国した59人はマンダレーのKandawnadi病院で新型コロナウィルス検査を受けたと国営メディアで報道された。

武漢市より、帰国した学生は2月2日の午前4時にマンダレー国際空港に到着した。

武漢市に住んでいるミャンマー学生63名のうち、4名はまだ武漢市に取り残されている。

1名は出入国手続き書類の関係で出国できず、1名は湖北省から離れた場所に滞在しており、
2名は高熱が確認されたため、武漢市で治療しているという。

マンダレー管区の公衆衛生および医療サービス部長Than Than Myintは
マンダレー総合病院からKandawnadi病院に移動し、看護師2人、医療従事者2人と共に
学生たちに医療サービスを提供している。

学生たちは14日間隔離後ウィルス検査で陰性なら、帰宅できるという。

マンダレーは多くの中国人の訪問都市のため、
ウィルスの疑いの方を見つけたら、報告するようお願いをしている。

参考:Mizzima新聞(2020年02月03日)


2020.02.03
新型コロナウィルスについてミャンマーで予防と検疫強化

2019年12月以降、中国中部・武漢で発生した新型コロナウイルス(Novel Corona Virus(2019 -nCoV))は
1月30日時点で少なくとも16ヵ国に広がっている。

新型コロナウイルスによる肺炎は、これまでに中国で170人が死亡、
感染者は中国を中心に世界全体で7800人以上に達している。

ミャンマー国内での感染は確認されていない。
ミャンマー政府は空港、港、国境での検疫体制を強化している。

感染の疑い、感染者が出た場合、ヤンゴン(WayBarGi)、マンダレー、ネピドーの3つ医療機関で
受け入れ体制が整えられている。

参考:Myanmar Daily Eleven新聞(2020年01月30日)


2020.01.27
第11回 BarCampYangon2020 技術交流イベント

世界中で非常に人気がある技術交流イベント「BarCamp Yangon 2020」が
2020年2月15、16日の2日間に渡りMICT ParkのYangon Hlaingで開催される。

2020年1月7日にイベントの記者会見がヤンゴンのCentral Hotelで開かれた。

BarCampは無料で誰でも参加可能だという。
BarCamp Yangonは世界の参加者数のBarcampの10倍の記録を持っている。
さらに、BarCampsは技術大学やコンピューター大学を含む15箇所で開催されました。

BarCampイベントは2010年から毎年ヤンゴンで開催されており、
世界各国から3,000人以上参加している。。


2020.01.20
ミャンマーの火災事故

2019年の1年間に、ミャンマー国内で2155件の火災が発生した。

火災による損害額は3.079億チャットks以上だとミャンマー消防本部が発表した。

火災の2155件中、295件はヤンゴン管区で発生し、火災発生率が一番高かった。
マンダレー管区では276件発生したという。

また火災の原因は2155件中、734件は火気の取扱いの不注意や不始末から発生している。
電気事故による火災は599件、電気コンロにより火災は388件、放火等の故意による火災は261件であった。

火災による死者数は79人、住宅を含む建物の被害件数は2987件で、6359人が火災の被害に遭った。


2020.01.13
今年も「日本映画祭」がミャンマーにやってくる!

「日本映画祭(Japanese Film Festival)」は2013年から毎年ミャンマーで開催されており、
今年も1月10日から1月19日まで、ヤンゴンで開催される。

Japanese Film Festivalは、ASEAN諸国全体で日本映画への興味・関心を喚起し、
鑑賞者数増加を実現するための日本映画総合プラットフォーム。
オンライン、オフラインの両面から「日本映画を通して人々が集い楽しむ場」を設け、
日本映画への認知度と関心を高め、新たな日本映画市場を創造するプロジェクトである。

すべての映画は英語/ミャンマー語字幕で上映。入場は無料。
(昨年、チケットは上映1時間前に先着順で配布)

イベント名称:Japanese Film Festival 2020
ヤンゴン会場:Naypyitaw Cinema、JCGV Cinema at Junction City、Mingalar cinema (Tarmwae)
期間    :2020年1月10日〜2020年1月19日
時間    :12:30~20:30(映画館により異なる)
入場    :無料


2019年

2019.12.30
アウン・サン将軍の肖像画入り紙幣を発行

ミャンマー中央銀行は、国民的英雄アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相の父でもある、
アウン・サン将軍を肖像画入りの1,000ks通貨紙幣を2020年度1月4日より発行する。

紙幣は横が150mm、縦が70mmで、青色を基調にする。
紙幣の表側にアウン・サン将軍の画像が印刷され、裏側に国会議事堂の画像が印刷される。
アウン・サン将軍の画像は、左側に透かしでも入るという。

ミャンマー語の記番号は横に印字され、英語の記番号の値は縦に印字される。
また、セキュリティスレッド(※)は縦に埋め込まれる。

既存の1,000チャット紙幣は、これまで通り使用できる。

※セキュリティスレッド:紙幣の偽造を防止するために紙面に漉き込まれている繊維


2019.12.23
ベトナムとミャンマー間、ビザ免除30日間に延長

ミャンマー、ベトナム両国のパスポートを保有する旅行者がそれぞれの国を訪れる際の
短期滞在査証免除措置が2020年1月1日から15日未満より30日未満に延長される。

現在のミャンマー、ベトナム間の査証免除期間は滞在期間は14日間で、
15日以上滞在する場合は査証手続きが必要だが、来年以降は30日以上滞在時に査証手続きが必要となる。

2019年12月18日、ベトナムのグエン・スアン・プック首相が来緬し、査証相互免除の協定に合意した。
また、ミャンマー、ベトナム両国の査証免除は海外を訪れたい人にとってはベトナム旅行が容易になる。
と観光省が述べた。

旅行代理店によると、ベトナムは数年前にミャンマーへの直行便を就航した際、
航空会社による低コストとプロモーションのために、多くの観光客を受け入れた。
ベトナム旅行のツアーはミャンマーの旅行者に非常に人気があり、特に長期休暇でベトナムを訪れる人が多い。


2019.12.16
携帯電話の普及率に伴い、通信容量、IPアドレス不足

現在ミャンマーの経済成長に伴い、2014年に1割程度だった携帯電話の普及率が現在では9割を超えている。
また、2020年以降、ミャンマー政府にとって5Gの普及もみられ通信容量の拡大は大きな課題となっていた。

2019年11月20日にミャンマー最大手通信事業者であるMPT(Myanma Posts & Telecommunications)は
日系企業(双日、NTTコミュニケーションズ、およびNECグループ)と基幹通信網の増強プロジェクト「通信インフラ改善事業」の契約を交わした。
同事業の発注金額は約70億円。

2021年を目途に3大都市(ネピドー・ヤンゴン・マンダレー)、ティラワ経済特区を結ぶ基幹通信網を整備する。
これにより、次世代通信規格「5G」も円滑に導入できるようになる。

双日は、国際インフラ整備プロジェクトノウハウを活かして、プロジェクト管理を行う。

NTTComは、現地のインターネット接続設備を更改し、通信容量の拡大を実現する予定。
更にIPアドレス不足を解消する。

NECグループは、基幹通信網に最先端の光通信機器を提供する。
現在の3倍以上となる 1Tbpsの伝送容量を実現する予定だ。

2020年度以降、ミャンマー政府にとって通信容量、IPアドレス不足の課題への対応が注目される。


2019.12.09
ピン・ウー・ルウィン花祭り

第13回ピン・ウー・ルウィン(Pyin Oo Lwin)花祭りが2019年12月15日から2020年 01月19日まで
National Kandawgyi Botanical Gardenで開催される。

花祭りでは約30万本の花が展示される。

今年は初めて日本、タイの花の専門家の協力を受け開催される。

花祭りには、エンターテイメントプログラム、蘭の花のコンテスト、写真コンテスト、生け花コンテスト
も実施される予定だ。

2017年の花祭りでは、300,000以上の人々が訪れている。


2019.12.02
ミャンマーのカヤー州にて、桜の植樹

カヤー州のホテル観光省によると、2020年1月に日本人観光客はカヤー州にて、
桜を200本植樹すると発表した。

2018年には、カヤー州に日本人観光客が300名程訪れている。

今後、日本の学生達も研修のため、カヤー州へ訪れるようだ。
カヤー州では、日本人観光客をターゲットとし、桜の植樹の計画を2020年1月から開始する予定だ。

現在、桜の植樹の日本人観光客の申込者数は現時点で40名程度で、80名程度になると予想されている。

また、カヤー州には第二次大戦後に日本の戦後補償によって建設されたローピタ水力発電所が残っており、
日本人観光客には、興味深いと予想されている。


2019.11.25
「ゼロ・ウェイスト、ゼロ・ハンガー」 寄付プログラム

「ゼロ・ウェイスト、ゼロ・ハンガー」とは、「廃棄物の防止、ゴミ食品ロス × 飢餓ゼロ」という意味である。
マンダレー35番通りと75番通りの角にあるKaraweikCafeというインド料理のレストランがある。
ある時、オーナーは、一日の終わりにたくさんの食料が廃棄されており、
食料のほとんどは本来食べられるはずの食料が廃棄されていることに気づいた。
そこで、オーナーは毎日4時に、オレンジ色の作業服、ヘルメットを着用した町の清掃員に向け食事を寄付するイベントを実施した。
毎朝、4時になると清掃員たちはKaraweikCafeに向かい、数分で行列ができるようになった。

KaraweikCafeの寄付プログラムは今年の初めに開始され、現在はマンダレーの路上で毎日のイベントになっている。

廃棄するのではなく、余った食品は貧困層へと行き届くように、寄付プログラムが開始された。

寄付プログラムは9か月間で、既に推定1600万ks相当の食料を寄付をしている。


2019.11.18
ミャンマーの外国人観光客はますます増加!

ミャンマー・ホテル&観光省(Ministry of Hotels and Tourism)は、2019年1月から9月にかけて130万人以上の外国人観光客がミャンマーを訪れたことを発表した。

前年同期比で41%増加し、日本、韓国、中国などのアジア諸国からの訪問者が大幅に増加した。

2018年10月よりアジア諸国の旅行客に対するビザ取得の緩和を受けて、日本、韓国、中国の旅行者が大幅に増加したと観光関係者は述べた。

現在、ミャンマーのヤンゴン、マンダレー、ネピドーの国際空港では、50ヵ国以上の観光客のビザを免除しており、
滞在可能日数は28日以内(滞在が可能な最大日数)になっている。

また、2019年10月1日よりミャンマー国内の国際空港にてオーストラリア、ドイツ、イタリア、ロシア 、スペイン 、スイス
からの観光客へのアライバルビザの認可を実施する。

アジア諸国の旅行者は増加しているが、欧米諸国からの旅行者約120,000人が入国し、前年と比べで1%減少している。

政府は欧米諸国からの観光客の増加、観光産業の成長を支援するために、より一層の努力をしなければならないと述べた。


2019.11.04
タイとミャンマーを結ぶ「第二友好橋」の開通

タイ西部メソトとミャンマー東部ミャワディを結ぶ新しい橋「第二友好橋」が10月末に運用開始。

6輪車以上のトラックや大型バスが対象となり、小型車や人の移動には第1友好橋が使われることとなる。

運輸当局に登録した車両は、ヤンゴン・ティラワ地区~ミヤワディ国境~メーソット国境~バンコク・レムチャバン港の区間、30日を超えない範囲で互いに出入りが認められる。
通行の際は、一時許可書類(TAD)を取得が必要となる。

「第二友好橋」はベトナムからミャンマーを横断する「東西経済回廊」の重要な一部を担う。

橋の建設費は約40億バーツで、タイ政府が資金を支援した。
また、橋は片側2車線で、全長760メートルで国境の川を越える。


2019.10.28
「KBZPay」の利用で18億ドルの取引突破

「KBZPay」は2018年10月に正式にサービスが開始され、KBZ銀行のデータによると、
流通総額は18億ドル以上と発表した。

メリットとして、
①銀行に行く必要がない
②個人間送金での手数料が無料
特に銀行がない地域で人気となっている。

「KBZPay」は2018年10月にサービス開始されて以降、
1秒当たり最大240の取引があり、現在では350万人以上の登録ユーザーを達成し、
23万以上の代理店が加盟している。

また、2028年にユーザ数を最大3,000万人になると予想している。

現在 、「KBZPay」はビジネス取引、バスチケット購入、電子商取引、
及び、モバイルトップアップのサービスを提供している。


2019.10.21
「ONE:CENTURY 世紀」第2部でアウンラ・ンサンがONEライトヘビー級のベルトを守った( ミャンマー )

10月13日(日)に『ONE Championship』の第100回記念大会が東京・両国国技館で行われた。
第2部のメインイベント『ONE世界ライトヘビー級タイトルマッチ』で、ONEミドル級・ライトヘビー級世界王者のアウンラ・ンサン(ミャンマー)が、
理論上は過去最強の相手と言われるONEヘビー級世界王者、ブランドン・ベラ(フィリピン)と激突した。

アウンラ・ンサンはを第2ラウンドにローキックでブランドン・ベラ(フィリピン)にノックアウトで下した。

アウンラ・ンサンは挑戦者ベラを相手にライトヘビー級の初防衛に成功し、ONEミドル級とライトヘビー級の2階級の世界王者になった。

♢選手データ
・アウンラ・ンサン(ミャンマー)
 ・ONE世界ライトヘビー級王者、ONE世界ミドル級王者
  ニックネーム:Burmese Python
  年齢:34
  身長:185cm
  体重:93kg


2019.10.14
今年の水田の洪水被害が昨年より減少

ミャンマー農業・畜産・灌漑省(MOALI)によると、
今年のモンスーン期に60万エーカー以上の水田が浸水し、
そのうち13万エーカー(21%)の農地が、今回の大洪水によって、被害を受けた。

被害のほとんどはバゴーとエーヤワディで「被害を受けた水田のうち、3万エーカー以上が冬季の森林に適している」と
Deputy Secretary at the Ministry’s office(省庁の副長官) U Myo Tint Htunは発表した。

ミャンマーでは、モンスーン期に70%以上の米が生産されているが、
MOALIによれば、水田被害により今年の米の生産量は約700,000tin(ティン)減少する。

今年の被害は昨年に比べると減少している。
2018年には、1,30万エーカー以上の水田が浸水し、半分が被害を受けた。

◇補足
※MOALI ⇒ Ministry of Agriculture, Livestock and Irrigation
※1エーカー= 4,047 平方メートル
※ミャンマー農家のコメ取引形態はティン(tin)を計量単位としており
 籾1ティンは46ポンド(約20.9kg)、精米1ティン75ポンド(約34kg)に該当、
 通常、籾取引は100ティン毎に行われている。


2019.10.07
DoingBusiness2020(2020年ドゥーイング・ビジネス)でミャンマーがトップ20にランクイン

世界銀行と国際金融公社が毎年発行している、ビジネスのしやすさを国別ランキングで示す「DoingBusiness2020」において
ミャンマーがトップ20ヵ国にランクインしたことを発表した。

トップ20ヵ国には、アゼルバイジャン、バーレーン、バングラデシュ、中国、ジブチ、インド、ヨルダン、
ケニア、コソボ、クウェート、キルギス共和国、ミャンマー、ナイジェリア、パキスタン、
カタール、サウジアラビア、 タジキスタン、トーゴ、ウズベキスタン、ジンバブエがランクインしている。
(アルファベット順)

ミャンマーは、建設許可取得の容易性、事業設立の容易性、財産登記、契約執行状況、少数株主保護という5つの指標で
ビジネスのしやすさが評価された。

DoingBusiness2020は2019年10月31日に、 www.doingbusiness.org で正式に発表される。


2019.09.30
ミャンマーのCB銀行がマンチェスターユナイテッドの公式金融サービスパートナーに!

ミャンマーのCB銀行は公式金融サービスパートナーとして、英サッカー・プレミアリーグの名門チーム、マンチェスターユナイテッドと提携した。
公式パートナーシップ式はヤンゴンのウィンダムグランドホテルで開催され、
元マンチェスター・ユナイテッドの選手、ドワイト・ヨークがマンチェスター・ユナイテッドの代表として参加した。

CB銀行マンチェスターユナイテッドプリペイドカード、デビットカード、クレジットカードはまもなく利用可能になる。
また、カード所有者は近日中にCB銀行各支店でマンチェスターユナイテッドのロゴと選手が掲載されている
カードに無料で変更できる。

「これらのカードがデジタル取引の強化と金融包摂の促進に大きく貢献することを願っています」と
CB銀行のCEO:KyawLynnさんが発表した。


2019.09.23
マンダレー(Mandalay)とタンドウェ(Thandwe)の国内線の就航

Myanmar National Airlines(ミャンマー・ナショナル航空)より、
マンダレー(Mandalay)からタンドウェ(Thandwe)までを結ぶ国内線就航のお知らせ!!
Thadigyut Holiday(ダディンジュホリデイ)に間に合います!

同路線は、2019年10月10日に運航を開始し、毎週火曜日、木曜日、土曜日にATR 72-600航空機で運行する予定だ。
片道チケットの値段は、75,000Ks(MMK)又は$133(USD)~で販売される。

マンダレー発タンドウェ着のフライト

毎火曜日         UB-465    Departure : 13:10    Arrival : 14:10
毎木、土曜日   UB-466    Departure : 11:45    Arrival : 12:45


2019.09.16
サッカーの2022年W杯2次予選(日本、ミャンマー試合)

サッカーの2022年ワールドカップカタール大会アジア2次予選は10日、各地で行われ、
F組の日本とミャンマーの試合がヤンゴンで行われた。

ミャンマー(世界ランキング135位)は日本(同ランキング3位)で2-0で敗北した。

2次予選は40チームが8組に分かれ、ホーム・アンド・アウェー方式で戦を行う。

各組1位と、各組2位のうち成績上位4チームが最終予選に進出する。


2019.09.09
ミャンマー金価格が4万Ks下落

ミャンマー国内金価格は1ティカル(約15g)当たり9月4日に128万2000Ks、9月5日には131万5000Ksまで上昇した。
しかし、世界金価格が1トロイオンス(約31g)当たり1509ドルまで下落した影響で、
9月6日にはミャンマー国内金価格は4万ks下落し、127万Ksとなった。

★ミャンマー国内金価格(過去6ヶ月)
2019年3月⇒1,042,500~1,072,000ks
2019年4月⇒1,036,000~1,055,000ks
2019年5月⇒1,036,000~1,059,000ks
2019年6月⇒1,056,000~1,130,000ks
2019年7月⇒1,097,000~1,150,000ks
2019年8月⇒1,141,500~1,263,000ks
★世界金価格(過去6ヶ月)
2019年3月⇒1,292~1,322ドル
2019年4月⇒1,269~1,309ドル
2019年5月⇒1,270~1,306ドル
2019年6月⇒1,305~1,423ドル
2019年7月⇒1,382~1,445ドル
2019年8月⇒1,450~1,542ドル


2019.09.02
国立血液センターから献血ご協力のお願い (国内および海外のドナー)

国立血液センターは、1週間に600人~700人の献血の提供を必要としているが、
現在の献血者数は、1週間に300人にとどまっている。

「献血者の減少の一つの理由は、雨期に体調を崩す人が多いと思われます。
1週間あたりの総献血量は通常の半数となり、病気やけがなどで輸血を必要としている患者さんの尊い生命を救うため、健康な方の血液が求められています」と
国立血液センターの副局長であるThida Aung博士が発表した。

昨年、43万8346ユニットの血液がミャンマー全土の患者に供給され、その72%はボランティアの献血者からのものである。

ヤンゴンの16の主要な病院およびその他の医療施設にセンターから血液を供給したと述べた。
センターから血液供給される病院は、ヤンゴン総合病院、労働者病院、ヤンゴン耳鼻咽喉科眼科病院、
ワイバルギ病院、ヤンゴン小児病院とヤンキン小児病院などが含まれている。

ボランティアの献血者は18歳〜55歳の間となっており、男性は体重49キログラム、女性は体重45キログラム必要だという。
また、献血者は事前にHIVや肝炎、マラリア、象牙病などの伝染病に感染していないか検査が行われるという。

詳細については、国立血液センターで電話:01372753、またはインターネット( www.donatebloodmyanmar.org)で申請できる。


2019.08.26
ミャンマー語フォント、Unicodeへの移行

2019年10月1日からミャンマー語のフォントをUnicodeに移行するとミャンマー政府から
発表があった。

国際標準とするユニミャンマー語に民族語も含まれる予定。
国土交通・情報通信省の支援を受け、Myanmar Computer Federation (MCF)と技術専門家が
共同して移行活動に取り組む。

2019年8月17日時点で、女優・男優など有名なセレブリティが移行活動の大使として就任した。
現在、ミャンマー語のフォントが数種類(Zawgyi-One、UniBurma、Padauk、Myanmar3、等)あり、
ネット上情報公開・検索、多言語化、辞書、等に色々不便がある。
Unicodeの国際標準化することにより、Web市場に多くのビジネスチャンスが生まれ、市場全体が活性化していくだろう。

また、ユニミャンマー語の音声読み上げツール『Text-to-speech』も同時リリースできるように調査している。


2019.08.19
ヤンゴンのスカイトレインの土地調査開始

ヤンゴン市で建設が予定されるスカイトレインの敷設用地に関する調査が
始まったとヤンゴン市長が発表した。
運輸・通信省は、日本の国際協力機構(JICA)の支援を受け、調査に取り組む。

スカイトレインのルート案は、ヤンゴンの東西を結ぶ予定で、
Hlaing Tharyar、Mayangone、South Okkalapa、Yankinを通過する予定。
ヤンゴンとバセインを結ぶ道路に沿って、 Hlaing Tharyar駅からスタートしてHlaing川を渡り、
バインナウン橋の北川に沿ってパラミ駅まで運行する。

全長18キロの路線で13の駅が建設され、2027年までに完成する予定。


2019.08.12
今月、ヤンゴンのスマートパーキングシステムについて入札公告

ヤンゴン市開発委員会(YCDC)は2019年8月より、国の商業首都の交通難の原因だとされている違法駐車を抑制するため
スマートパーキングシステムへの入札を行う。

まずはヤンゴンの6つのダウンタウンのタウンシップにスマートパーキングシステムを構築するためと述べた。

「8月12日週に入札の告知を新聞にて掲載する。入札期間は4~6週間の期間で実施する。」と
YCDCの道路が発表した。

ヤンゴン地域政府は昨年、違法駐車や駐車場不足でヤンゴンの渋滞が悪化している問題を国会で追及され、
ヤンゴン政府が道路の拡張とスマート駐車場整備を実施することとなった。

ミャンマー国内で100万台以上の登録車両のうち、約60万台がヤンゴンで登録されている。


2019.08.05
オーストラリア、ドイツ、イタリア、ロシア 、スペイン 、スイスに対して、ミャンマービザ緩和へ

2019年10月1日よりミャンマー国内の国際空港にてオーストラリア、ドイツ、イタリア、ロシア 、スペイン 、スイス
からの観光客へのアライバルビザの認可を実施する。
同措置は1年間の試行となる。
ビザの料金は50ドル、滞在期間は30日間(期限の延長不可)、入国目的は観光のみ対象となっている。

注意事項として、ミャンマー政府が定める旅行制限区域(外国人立入禁止区域)への訪問は不可。
ミャンマー政府が定める法律、規則、命令、指令を厳格に遵守すること。
とミャンマーの労働・移民・人口省は発表した。


2019.07.29
ミャンマー独自の人工衛星を8月7日に打ち上げ

ミャンマー人工衛星システム構築委員会のウイン・アウン技術長は
ミャンマー独自の人工衛星「ミャンマーサット2」を8月7日に打ち上げると発表した。

「ミャンマーサット2」の投資額は約1億5,500万米ドルで
15年利用する契約をアメリカの通信事業社インテルサット社と調印している。

2016年で打ち上げたミャンマー初の人工衛星「ミャンマーサット1」は
通信電波帯350MHzまでと制限されていたが、「ミャンマーサット2」は864MHzまで拡大されるため
情報通信環境が大幅に強化されるという。


2019.07.22
中国の深圳(Shenzhen)とミャンマーの首都ネピドー(Nay Pyi Taw)の直行便の就航

中国の深セン東海航空(ドンハイ航空:Dong Hai Airlines)は深圳(Shenzhen)とミャンマーの首都ネピドー(Nay Pyi Taw)を結ぶ直行便を就航した。
同路線は2019年7月14日に運航を開始し、週2往復で運行される予定だ。

ミャンマーから武漢(Wuhan)、四川省(Sichuan)、上海(Shanghai)、西安(Xi’an)、成都(Chengdu)、深圳(Shenzhen)など、中国の10都市への直行便が就航している。

2018年にミャンマーを訪れた外国人観光客は350万人以上で、そのうち40パーセントが中国人観光客だ。


2019.07.15
ミャンマー・バガンのユネスコ世界遺産登録が確定

ミャンマーの古代首都が最初に壊れた後の四半世紀であるバガンが世界遺産登録として確定された。
6月30日から開催されていた第43回ユネスコの世界遺産委員会において7月6日でバガンを
世界遺産として登録されることが決定した。

保全の約束を守り、効果的な地方自治体を運営することはこの地域の将来にとって非常に重要。
ユネスコの認知は、ミャンマーのトラベル&ホスピタリティ分野での不振を活性化させる可能性もあるという。

2014年にピュー古代遺跡のティリーキッタヤー、ハンリン、ベィッタノーに世界遺産登録が認められた後、
今回はミャンマーのリストへ2番目の世界遺産。
「専門家によると、ユネスコに登録したい次の場所はミャンマーからの3番目の入り口である
ラカイン州のムラウク・ユー」と述べた。


2019.07.08
H1N1型インフルエンザ、死亡者が26人に

H1N1型インフルエンザ感染による死者が 26人に達したとミャンマー保健省が発表した。
7月3日までH1N1と疑われる患者385人の内114人が感染し、26人が死亡した。
感染による死者はヤンゴンエリアが最も多い。

2017年にH1N1型インフルエンザが流行した際、ミャンマーではウィルスに感染した可能性のある患者が406人、
死亡例が30人だったという。


2019.07.01
ミャンマーの電力値上げ

ミャンマー政府は6月25日、電力料金を7月1日から引き上げると発表した。

値上げ幅は家庭向けは最大2.5倍、事業者向けは約1.5倍となる。
目的は「現在ミャンマー国内で45%の地域にしか電力供給できておらず、全国的に電力供給を安定させるため。」である。

現在の電力供給量は290万kW~310万kWだが、2020年には450万kWの供給を目指し、
2021年に全国の55%、2026年に75%以上、2030年に全国的に電力供給できるように計画している。

以前まで、ミャンマーでは安価な水力発電の比率が高かったが、
電力需要の拡大でガス火力発電の比率を増し、発電コストが高くなった。


2019.06.24
ヤンゴンでH1N1型インフルエンザが流行

H1N1型インフルエンザは「豚インフルエンザ」とも呼ばれ、A型インフルエンザの一つ。
6月19日、ヤンゴンでH1N1型インフルエンザ感染により3人が死亡したとミャンマー保健省が発表した。
6月中にH1N1と疑われる患者20人の内7人が感染し、3人が死亡した。残り4名は病院で隔離され、治療を受けている。
政府側は「感染拡大の防止に向けて、適切な措置をとっている。」と発表し、冷静な対応を呼び掛けている。


2019.06.17
2019年度の大学入学資格試験(セーダン試験)の合格発表

2019年度の大学入学資格試験の合格発表(セーダン試験)が6月8日に行われた。
「大学入学資格試験(セーダン試験)」とは、高校卒業資格、大学入学許可を兼ねた試験で日本のセンター試験によく似ており、成績優秀者はそのまま大学に進学することができる。

2019年度の大学入学資格試験(セーダン試験)が3月6日~3月15日に実施され、受験者数は851,524人であった。

合格率は31.44%と昨年より 1.38%減少した。
各年度の合格率は 2017 年度:33.89%、2018 年度:32.82%、2019 年度:31.44%とやや下がる傾向にある。

ここ数年、モン州の合格率が最も高く37.54%とトップで、最も合格率が低いのはチン州で、19.59%となっている。


2019.06.10
ミャンマー国際航空(MAI)は最高の安全性評価

2019年5月29日、オーストラリアにある安全性や製品の品質を評価するエージェンシーである【AirlineRatings.com】がミャンマー国際航空(MAI)を「安全評価 最高ランクの7つ星」と評価した。

評価は、1つ星から7つ星で表され、7つ星が1番高い評価としている。ミャンマー国際航空(MAI)は「安全評価 最高ランクの7つ星」を獲得したことをNyeinChanZawさんが発表した。

ミャンマー国際航空(MAI)は26年に渡って無事故であるとしており、高い安全性が評価された。


2019.06.03
トヨタ ティラワ(SEZ)に組立工場を建設

「トヨタはミャンマーに組立工場を建設することを決意した」とNHKが報道した。情報筋によると、現地市場向けピックアップトラックの組み立てを行う計画で、工場は最大都市ヤンゴン近くのティラワ経済特別区に建設されるという。

トヨタは、年間何千台のトラック製造を目指して数千万ドルを投資すると見られ、今年中に建設開始を計画している。

日本の自動車メーカーであるスズキは、既にミャンマーに工場を構えており、50%以上の市場シェアを獲得している。


2019.05.15
OoredooとZTE、ミャンマーで第5世代(5G)通信網を整備

カタール資本の携帯通信事業社Ooredoo Myanmarと中国の通信機器メーカーZTE Corporationは5月15日、ミャンマーで第5世代(5G)通信網の整備で覚書(MOU)に調印した。
Ooredoo Myanmar社のAlok Verma氏は、「Ooredooはミャンマーで5G開発に向けた取り組みを開始した最初の通信事業者です。」と述べた。

今年の初め、スペインのバルセロナで開催されたMobile World Congresにて、通信情報技術省のソー・テイン氏は、「ミャンマーは今後2~3年で5G技術を展開する準備が整う。 それにもかかわらず、5G普及には、対応電話機の欠如、周波数帯域の割り当て、及びその他の要件等多くの問題があり、それらを解決するため概ねさらに2~3年かかる可能性がある」と述べた。


2019.05.14
電力不足を補うため中国から電力を輸入

電力・エネルギー省(MOEE)の副常任秘書ソー・ミン氏は、「ミャンマー政府として国内の電力不足を補うため、中国から1000MWの電力を購入する事となった。超過分が発生した場合は他国に売却する予定である。」と述べた。
また、同省のティン・マウン・ウー氏は、「1000MWの電力を全て購入できない場合でも、最低300MWの電力は確保する予定。」と述べた。

MOEEの試算によると、現在600MW分の電力が不足しており、来年は不足分が2倍以上に達すると予想されている。現在いくつかの水力発電プロジェクトが実施されているが、水力発電所を建設することに反対意見が出ており、完成するまでに長い時間が必要となっている。


2018年

2018.12.28
Telenor社がVoLTEサービス提供開始

Telenor社は2018年12月28日のプレスリリースで高音質電話サービスVoLTE(Voice over Long Term Evolution)を提供開始した。このサービスを利用する事でより高音質な通話が実現可能となる。 VoLTEサービスはユーザが自由に利用可能。VoLTEは通話時も通信状況が4Gから2G/3Gに切り替わることなく、4Gのままで利用可能となる。 VoLTEは4G LTE回線のみで通話も通信も可能な仕組みであるとTelenorミャンマー最高技術責任者Jai Prakash氏は述べた。

このサービスを使用したいユーザは、*979*5*8#に電話をかけ、2を選ぶ事でVoLTEサービスが利用可能となる。使用したくない場合、1を選ぶ事でキャンセルが可能。


2018.12.01
第3タンリン橋建設プロジェクト開始

タンリン地区とヤンゴン地区を結ぶバゴー川に架ける第3のタンリン橋建設のため、JICA(国際協力機構)から融資を受けたとミャンマー連邦議会議員Lwin Ko Latt氏が述べた。

橋建設のためJICAからの第一期払込金額は合計3,600万ドルで橋全体の総コストはおよそ28,900万ドルとなる。プロジェクト期間は2018年から2021年。 第3タンリン橋の全長は1,928 メートルで、タケタ側から300メートル、タンリン側から404メートルの長いアプローチ橋が架けられる。

現在、地盤調査を進めており、3月に建設プロセスが開始されると建設省橋梁管理部からの発表があった。


2018.11.26
MPUカードでバスチケットが購入可能に!

ミャンマー中央銀行主導の決済機関が発行するMPU(Myanmar Payment Union)カードを利用して、バスのチケットがオンラインで購入出来るようになった。現時点で購入可能なのは下記運行会社。
Mandalar Min / High Class / Shwe Mandalar / Khine Mandalay / GI Group / Bagan Minthar

ミャンマー全国でMPUカードが利用できる場所が増えている。80,000以上のATM、15,000以上の店舗、100以上のオンラインショップ等。今回、上記バスチケット以外にも一部ホテル代の支払いも可能になった。各MPU加入銀行から発行されたMPUのロゴ看板がある店舗で利用が可能。


2018.11.01
バガン地区の地震ハザードマップを来年早々に公開予定

バガン地区の地震ハザードマップは、古代遺跡パゴダ(仏塔)の保護を目的としたもので、来年2月を目処に公開予定となっている。

2018年6月、8月、9月の3回サーベイが実施され、11月に最後のサーベイが実施される。今後は、遺跡保護プロジェクトで毎月実施されている保全会議にて このハザードマップが利用される。

このマップの作製は、ミャンマー地震委員会、シンガポール南陽工科大学の専門家、ヤンゴン工科大学の専門家の共同作業により進められている。このハザードマップにより、各仏塔がどれだけの震度に耐えられるか、今後どのように維持するべきかが明確になるため、非常に重要な作業と位置付けられている。

当プロジェクトの第1段階は、地質調査と土壌密度を含む測量。第2段階は、各仏塔の耐震性の測定となっている。

バガンにある約400の仏塔は、2016年8月の大地震によって大きな被害を受け、現在修復中である。


2018.10.01
ミャンマーの飲食企業状況

アメリカのファーストフードチェーンであるKFCは、ヤンゴンだけでなくバゴーやサガイン地区でも拡大を続けている。2018/8にはモンユワ店、9月にはピイ店をオープンさせた。 ミャンマー全体でのKFCの店舗数は、ヤンゴン、マンダレー、タウンジー、モンユワ、バゴー、ピイを含めて全26店となっている。地元のフランチャイズ所有者(Yoma F&B)によると、2023年度までに全国に70以上の店舗展開を目標としている。

「ミャンマー国民の可処分所得の増加、経済発展により、ヤンゴンだけでなく他の町や都市でも、飲食への消費支出が増加している。たとえば、タウンジー店の売上は予想をはるかに上回り、ヤンゴンの各店舗の売上に匹敵している。」と、Yoma F&BのCEO Melvyn Pun氏は語った。

Yoma F&Bのポートフォリオには、ミャンマーでのウイスキーの製造および販売を目的としているシーバスリーガルを生産者するペルノ・リカール社との合弁事業、ドイツのメトロAG社との合弁事業等が含まれている。さらに今年後半、モンゴルで有名な火鍋店「Little Sheep」が、ミャンマーで最初のフランチャイズ店をオープンする予定。Yoma F&Bは、2023年度までに全国に6つのブランドと125以上の店舗展開を目標としている。

近年、ミャンマーでのフランチャイズチェーン展開は、主にヤンゴンで増加している。Jardine Restaurant Group MyanmarとCity Martが合弁事業を行っているPizza Hutは6店舗、オーストラリアのグロリアジーンズコーヒーは6店舗出店している。テアランド・ミャンマー(昨年までは台湾系フランチャイズチェーンChatimeの一部)は、2017年8月時点ですでに16店舗を展開していた。韓国のロッテリアとマレーシアのMarrybrownは、さらに古く2013年から営業を開始している。


2018.09.26
ミャンマーでの企業登記がオンラインシステム化

投資企業管理局(DICA)は、2018/9/26より新しいオンライン登記システムであるMyCo(Myanmar Companies Online)の運用を開始した。今後はこのシステムで、すべての企業登録・申請手続を行う事になる。

登録が必要なフォームは下記。
・フォーム C1,C2,C4 : 会社構成、会社名及び住所の更新
・フォーム C3 : 資本金の更新
・フォーム G1~G4 : 株式公開会社用提出資料
・フォーム D1 : 取締役、役員の更新
・フォーム H1,H2 ; 抵当権、担保権

今回改正した法では、ミャンマーで登記を行っている全ての企業に対して、2019/1/31までにシステムへの登録が義務付けられている。これを遵守しない場合、会社登記が取り消しとされる。
尚、ティラワ特別経済区(SEZ)にて登記を行っている場合は、SEZのワンストップ・サービス・センターにあるDICA事務所にて登録を行う必要がある。


2018.09.12
ミャンマーの出入国カードの廃止と日本・韓国からの観光ビザ免除

Yangon,Mandalay,および,NayPyiTawの全国際空港への出入国の際に必要であった、出入国カードの提出義務が廃止となった。この措置は、労働・移民・人口省の発表によると、9月12日より施行された。出入国カードの廃止により、観光を促進し、より多くの外国人観光客を迎えるための対策の1つであると、同省の発表に記載された。

ミャンマー政府はさらに、10/1より日本と韓国からの観光客に対するビザ免除と、中国・香港・マカオからの観光客へのアライバルビサの認可を実施している。これらの施策は、ミャンマー政府が掲げる「Look East」政策に基づくものである。


2018.08.19
海外からの対ミャンマー投資額が4ヶ月間で11億USD超

The Voice紙が8月19日に伝えたもので投資企業管理局(DICA)より、2018年4月から8月の1週目までの海外投資額は11億3767万5000USDになったと報告があった。

この期間内に海外投資案件は61件が認可され、そのほとんどは生産業であり、農業、畜産業、水産業、サービス業がそれに続いていると、同局長より発表された。

現在、ミャンマーへの投資について、法律も随時改正されているため、多くの海外投資家は、ミャンマー投資に対して積極的になっている。ミャンマーへの投資額は、これまでは中国がトップであったが、今回はシンガポールが最大の投資国となった。中国、日本がそれに続く形となっている。


2018.08.01
ミャンマーで洪水被害、1万6,000人以上が避難

毎年この時期は多くの雨が降るが、今年は特に降水量が多く、ミャンマー各地で洪水被害が出ている。洪水は7/21より始まり、タイとの国境にあるカイン州ではもっとも大きな被害を受けた。カイン州では広範囲が水没し、避難所まで水の中を移動しなければならない状態。ミャンマーだけでなく、東南アジア全域、日本にも大雨をもたらした。

Myanmar Times紙によると、州都パアン(Hpa-an)では毎年洪水が発生しており、今年は最も被害が多く、1万6,000人以上の庶民が避難しているという。


2018.07.01
「Yangon Airport Shuttle Bus」運行開始

「Yangon Airport Shuttle Bus」が2018年6月22日から運行開始した。これまで空港と市内の交通機関はタクシー中心であった。ヤンゴン国際空港から市内にあるヤンゴン中央駅間を往復し、運賃は途中駅の乗車・下車に関わらず一律500Ks。使用される車両は36人掛けのリムジンバスであり、スーツケース等の荷物の保管場所も用意されている。このバスを30台準備し、観光客等の空港利用者の新しい交通手段として期待されている。

<運行ルート>
↓↑ヤンゴン国際空港
↓↑8マイル交差点
↓↑Yangonホテル
↓↑ガバエーパゴダ
↓↑ミャンマープラザ
↓↑シュエダゴンパゴダ
↓↑動物公園
↓↑Shangri-Laホテル
↓↑ヤンゴン中央駅


2018.06.01
2018/10/1より日本人と韓国人の観光査証(ビザ)が免除

ミャンマー政府は、日本人と韓国人の観光客に対してビザを免除する事を許可し、中国人観光客へはアライバルビザを発行する事を決定した。それぞれの国へ、上記ビザ提供に同意する公式文書を送付したとホテル・観光省顧問キン・ゾー氏が語った。

同省によると、昨年同時期と比較し、中国からの観光客は31%、タイからは20%、マレーシアからは21%、日本からは2%増加しているが、 逆に東欧からの観光客は8%、西欧からは26%減少している。ミャンマー政府は、北部ラカイン州の問題により悪影響を受けた観光産業を立て直し強化する方法を模索している。

施行開始は2018/10/1。試行期間は1年とし、効果が見込まれれば継続される。


2018.05.01
Mytel社、学校にインターネット利用環境を無償提供

ミャンマーで第4位の通信キャリアであるMyTel社が、ミャンマーの学校へファイバーブロードバンドサービスの無償提供を計画している。 「学校でインターネットの利用が可能になれば、ミャンマーの教育が変わる」と、同社CEOゾーミンウー氏は語る。
「学校での高速なインターネット通信が可能となり、教師は様々な教育カリキュラムをダウンロードする事ができるようになり、教育レベルの向上に役立てる事ができる。
また、学生に対して安全にインターネットを 利用するための教育に役立てる事ができる。」と、教育省の関係者は語る。 現在、教育省では、インターネットを利用して提供されている様々な情報に、学生たちがアクセスできるようにするため、全国の大学を含む1000以上の学校施設でのインターネット利用を許可している。 今回提供を予定しているファイバーインターネットサービスの通信速度は2Mbpsで、今後15年間提供される。 「インターネットの速度は2Mbpsですが、学校によって通信容量の制限は掛けません。
今回の提供は利益を期待するものではなく、提供するにあたって全国約70の学校には、通信塔の設置が必要であり、これらの敷設のための借地も含めて提供します。」と、ゾーミンウー氏。
Mytel社は、CSR(企業の社会的責任)プロジェクトと位置付け、8千万米ドルを予定している。


2018.03.25
ITPEC試験ミャンマーで434名が受験

ITPEC(ITプロフェッショナル試験協議会)が主催する試験が、2018/3/25(日)にヤンゴンとマンダレーの2都市で開催され434名が受験した。開催された試験種別は、IP(IT Passport Examination)試験と、 FE(Fundamental Information Technology Engineer Examination)試験と、AP(Applied Information Technology Engineer Examination)試験。 ITPECとは日本では情報処理技術者試験と呼ばれる試験で、IT技術者のスキルを評価するための試験であり、現在、日本、タイ、ミャンマー、マレーシア、ベトナム、モンゴル、フィリピン、バングラデシュの8か国で開催されている。 ミャンマーではMyanmar Computer Federationが試験実施機関。

(IP)試験は、ITを活用し業務を行う事が可能かを確認するものであり、基礎的なIT知識の理解度を評価する試験。(FE)試験は、ITプロフェッショナルとして、IT知識及びシステム開発に必要なスキルを持っているかを確認する試験。 (AP)試験は、幅広いIT知識・スキルを持ち、実際に業務に適用できるか、高度なスキルを持っているかを確認する試験となる。いずれの試験も午前と午後の部があり、双方の試験に合格する必要がある。当試験は、毎年4月と10月に実施されている。

(FE)と(AP)に合格した場合、日本で勤務するためのVISA取得に関する優遇措置があり、また、ITPECに加盟する8か国への就職機会が増える貴重な資格として、受験者は増加傾向にある。


2018.03.19
ヤンゴン初オープントップバスでの観光ツアー開始

ミャンマーで初めて、オープントップのバスで観光できるMingalarBus観光ツアーサービスが開始された。
※世界各国でもHOP-ON/HOP-OFFという名称で運行されている観光バス2018/3/19~4/20までヤンゴンにて試験運行を行っている。試験期間終了後、バガン・マンダレー・ピンウーリン各都市にてサービスを拡大する予定。

朝のツアーはAM5:00~、夜のツアーはPM7:00~という2つの運行プランがある。ミャンマーでは初のサービスであり、ヤンゴンの有名な観光地を効率的に楽しむことができる。 朝のツアーは、ダウンタウンの市庁舎近くから出発し、植民地時代の古い建物を楽しんだ後、チーミンダイン区の銅像を見たり、ハンタワディ区の瞑想センターや戦没者墓地を見たり、 サウンチャウン区のDaw Nyarnasary Nun修道院を回った後、ダウンタウンに戻って終了となる。夜のツアーは、朝同様ダウンタウンの市庁舎近くから出発し、 Botahtaungパゴダ~Shwedagonパゴダ~Kandawgyi公園を観光し、ストランドロードのナイトマーケットで終了となる。

ツアーバスには英語で説明可能なガイドもいる。各ツアーのチケット料金は以下の通り。
ミャンマーローカル :10,000 Ks (朝夜共通)
外国人(朝のツアー): 23 USD
外国人(夜のツアー): 15 USD
「正式運行後はチケット料金は変更する可能性がある」ツアー責任者談。

このツアー会社では、25名定員の中国製バス5台で運行を開始予定。バガンに2台、ヤンゴン・マンダレー・ピンウーリンに各1台を配車。

現在、flymya.comのウェブサイトやチケットカウンターで購入可能。将来は各ツアー会社やホテルなどでチケットを販売予定。

尚、IKBZが提供する保険でこれらのツアーの事故時の補償がカバーされる。


2018.03.13
経団連のミッションで約50社がミャンマーを訪問予定

2018年3月13日、経済団体連合会(経団連)のミッションとして、約50社の企業代表がミャンマーを訪問し、UMFCCI(ミャンマー商工会議所)と会議を行う予定。

参加企業の業種は下記。
- 航空業、電気機械製造業、運輸交通業、重工業、建設業、金融・保険業 等

会議では、ミャンマーの経済状況・設備投資・人材育成に関する様々なプレゼンテーションや意見交換が行われる予定。
現在ミャンマー国内企業向けに、本セミナーへの参加受付が行われている。


2018.03.01
郵便局と民間企業が協力しオンラインショッピングポータルサイトを立ち上げ

2018年3月1日、ミャンマー郵便局とZa Information Technology社は「Market Place」というオンラインショッピングポータルサイトを開設した。

ミャンマーではFacebookを利用したオンラインショッピングサイトが流行しているが、各社がそれぞれ独自ルールで行っているため非常にわかりづらく、 商品が届かない、支払が滞る等、売り手と買い手の間で様々トラブルが発生している。

このポータルサイトは、ミャンマーの政府機関である郵便局が実施しているため、信頼・安心を提供でき、明確な基準・ルールにて運用を行うため、これらのトラブル解消が期待できる。 また、郵送は郵便局が実施する事になるため、買い手は自分の荷物の状況を随時確認できるようになり、784支店のネットワークを活用しミャンマー全国に確実に配送できるようになる。

「手数料は、利用者に分かりやすいように、重さ・サイズにより明確に手数料を決定している」(郵便局サービス部門 マネージャ ウィンティダー氏)

この「Market Place」を利用する企業は政府から発行されるライセンスが必要となり、現在、約100社の企業が申請を行っている。
オンラインショッピングポータルサイト のURLは以下。
https://marketplace.com.mm


2018.01.19
ティラワ経済特区への今年度の投資額は2.8億USD。国別では日本がトップ

2018年1月19日時点で、2017年度にティラワ経済特区へ投資を行ったのは、日本企業が3社、シンガポール企業が2社、タイ企業が2社、韓国企業が1社、オランダ企業が1社。 内訳としては、機械関連企業が8社、購買関連企業が1社となる。
投資総額は2.8億USDにのぼり、国別では日本からの投資額がトップとなっている。

ティラワ経済特区は非常に人気があり開発地域を随時拡張しており、新たにZone BのPhase1として、250エーカーのエリアを2017年2月24日より開発を進めている。完成時にはおよそ150以上の企業より1.7億USD程度の投資が見込まれている。

ティラワ経済特区には、全17ヵ国89社の工場が許可されており、39社の工場がすでに稼働している。
日本政府からもインフラ整備のため多額のODA(Oversea Development Assistant Loan)が実施されている。


2017年

2017.07.10
イオン環境財団主催第5回ミャンマーヤンゴン植樹活動開催

イオン環境財団主催による第5回ミャンマーヤンゴン植樹活動がローガー湖畔にて行われた。ヤンゴン市郊外にあるローガー湖は、市民の生活用水として利用されているが、近年、ローガー湖周辺は生活のための伐採等で荒廃し、水源涵養機能が低下しています。今回の植樹はこの機能を回復させるためのものであり、日本からの参加者550人、ミャンマーからの参加者650人の計1,200名が協力し13,000本の植樹を行った。今年で5年目の活動となり、ヤンゴン政府も協賛している。
※この活動に昨年に引き続き、MyanmarDCR社員35人も参加させて頂きました。

日時 : 2017年7月8日(土)午前
場所 : ヤンゴン管区ローガー湖(ヤンゴン中心部から約1時間)
植樹本数: チーク、タマリンドなど地元で自生する樹木13,000本
参加者 : ボランティア約1,200名(日本から550名、ミャンマーから650名)


2017.07.03
ミャンマー携帯全社、一斉に4Gサービスを開始

携帯キャリアのMPT(ミャンマー郵電)、テレノール、オレドーは、6月1日から一斉に第4世代(4G)の携帯電話通信サービスを開始した。政府から新周波数帯(1800MHz)が割り当てられたことによるもので、40Mbpsに達したケースもあり、利用者から驚きの声が上がっている。

オレドーは6月1日から、ヤンゴン、マンダレー、ネピドー、バガン、マグェーの5都市で4Gサービスを開始し、3Gより2倍速くなったと発表した。テレノール・ミャンマーは「すべての場所ではないが、場所によっては40Mbpsに達している」とコメントした。

MPT(ミャンマー郵電)は6月1日から、ヤンゴン、マンダレーのみ利用できたが、7月8日からミャンマーの16都市で利用できる事になり、150Mbpsに達すると発表した。2017年9月から30都市で利用可能となる予定があると発表した。


2016年

2016.12.02
ヤンゴンで初めてナイトマーケットがオープン

ヤンゴン地方自治政府が運営するナイトマーケットが、ストランド通り周辺に11月23日でオープンした。

新しいマーケットのオープンにつき、今まで営業してきた屋台が立ち退きを命じられている。
ヤンゴン都市開発委員会(YCDC)は、Lanmadaw、Pabedan、Kyauktada、Lathar地区からストランド通りにつながる11の通りについて、屋台の営業を禁止する。

マーケット新設にあたり、YCDCは7億チャット以上を投じている。
販売者は年間登録料500チャットと、清掃・電気水道料金を支払い、営業時間は毎日午後3時~11時までです。
お店は主に食品を販売する1600件あった。


2016.11.21 - 2016.11.27
ヤンゴン市の入国管理局で少なくとも4回の爆発

現地のメディアによると、現地時間11月24日午後2時頃、ヤンゴン市南ダゴン郡区にある入国管理局内で、少なくとも4回の爆発が起きたという。
警察によると、爆発は小規模で、3分程度の間隔で爆発が起きたという。
11月17日には、マヤゴン郡区のスーパーマーケットで2回爆発が起きたほか、11月20日にはドボウン郡区のスーパーマーケットで少なくとも3回爆発が起きた。
20日の爆発では手製の爆弾が使用されたとみられる。
ミャンマーでは、11月24日は国民の祝日にあたり、爆発当時、同局は閉鎖されていたことから、けが人の報告はない。


2016.11.07 - 2016.11.13
YCDCの高層建築物再調査が完了

11月7日にヤンゴン市開発委員会(YCDC)は、高層建築物の再調査プロジェクトが完了したため、来週より高層建築のための許可申請受付を開始すると発表した。
ヤンゴン地域政府とYCDCは、5月より全国で建設中の全ての高層建築物、基礎工事を始めたばかりの全ての高層建築物、計画段階の全ての高層建築物の再調査を行った。
全て計画段階で前YCDC政権から高層建築の許可を受けていた。現在は、高層建築物の最終グループに対して再調査を終えた。
その再調査の仕上げに加えてYCDC建設エンジニア部門は、7月に停止した新しい建設プロジェクトの許可申請受付も再開される。
来週よりデベロッパーは新しい許可申請を提出できるとYCDC建設エンジニア部門ディレクターであるウータンティーが述べた。
新しい建築許可申請を許可するかどうかは、既存法律及び付則に基づいて判断するとYCDCが発表した。


2016.10.31 - 2016.11.06
アウン・サン・スー・チー・ミャンマー国家最高顧問日本訪問

日本の安倍総理大臣からのご招待でアウン・サン・スー・チー・ミャンマー国家最高顧問が11月1日から5日間日本を訪れ、2日に安倍総理大臣と会談をしました。
会談の中で安倍総理大臣がミャンマーの農村のインフラ整備やヤンゴン都市開発、電力、人材育成のため今後5年間で8000億円規模の支援を行うことを表明しました。
2日の朝にアウン・サン・スー・チー氏は東京のRIHGAホテルで日本に住んでいる ミャンマー人の集会に参加しました。
その会に日本に住んでいるミャンマー人が千人ぐらい参加し、アウン・サン・スー・チー氏が、参加者が書いた質問を抽選して回答しました。
アウン・サン・スー・チー氏は2013年に日本を訪問したときもミャンマーの人たちと会ったことがありましたが、今回は質問に対し慎重に考えて答えていたと参加者の一人が述べた。
軍事政権が制定した憲法に基づいて改革を行わなければなら状況なので、国民が我慢する必要があるとアウン・サン・スー・チー氏が述べた。
また、外国に住んでいるミャンマー人も同等の条件で納税の義務があるとアウン・サン・スー・チー氏が語った。


2016.10.24 - 2016.10.30
ドル(USD)の単価が高くなって経済的に影響

ドルからミャンマーチャットへの両替レートは2016年10月27日現在1ドル = 1290チャットまで高くなった。
最近ミャンマーチャットの両替レートは1ドルに対して20チャット~25チャットまで高くなり、エクスポート・インポートの企業に大きな影響ができいる。
10月4日にミャンマーの中央銀行から国内の全部の銀行などと打合せして両替レートを安定になるため 調整してから3週間後でその問題が発生した。
ミャンマーで不動産、車、金などの営業があまり動かなくなってドルを買っておくことに注目されている。
ミャンマーチャットとドルの両替レートが不安定な場合、経済的に問題が発生するため、ミャンマー中央銀行の対応が期待されている。


2016.08.22 - 2016.08.28
2016年8月ミャンマーで地震が発生

8月24日、イタリア地震が起きて数時間後である日本時間19時30分頃に、ミャンマーでもマグニチュード6.8の地震が発生し、少なくとも3人が死亡しました。
震源地はバガンの約30キロ南にある町チャウク(Chauk)付近で、震源の深さは84キロであった。
世界的な仏教遺跡で知られるバガン(Bagan)のパゴダ(仏塔)200基近くが大きな被害を受け、観光産業への影響が懸念されています。

このうち、12世紀に建てられ、美しい壁画で知られていた『スラマニパゴダ』は、建物上部の尖塔が崩れ落ち、余震による倒壊の危険もあるため、観光客が立ち入れないように閉鎖されていました。
今回起きたミャンマー地震の原因は、まだはっきりとはわかっていませんが、ネパール地震が起きてからこの辺りの地域 の地層が変化し、また地震が起こるだろうと言われていたそうです。

今現在のニュースでは、イタリア地震とミャンマー地震に関連性はないようです。
それにしても、地球のプレートはどんどん地震が起こりやすい状態になってきているようです。
世界中に地震の被害が及んでいる事からも、色々と考えていかなければなりません。
自然災害を避けることは出来ませんし、予測もなかなか難しいものがありますが、自分で出来る事はしておくべきだと思います。
これから、ミャンマーの人たちも地震が起きた時に備えてすぐに持ち出せる非常用袋などを準備しておくような意識を持って欲しい。


2016.08.15 - 2016.08.21
「Japan Culture House」がヤンゴンにオープン

ミャンマーの人々に日本について知ってもらうことを目的とした交流スペース 「Japan Culture House」が8月31日10時にオープンします、とミャンマー日本国大使館が発表した。
同施設は、国際交流基金アジアセンター(Japan Foundation Asia Centrer)がミャンマー元日本留学生協会(MAJA, Myanmar Association of Japan Alumni)と共同で運営する、文化交流スペースです。
Japan Culture Houseには、日本文化や社会を紹介する本をはじめ、マンガや最新の雑誌、ミャンマー語で書かれた日本関連の本などが揃えられ、定期的に交流イベントを開催する予定です。

1.オープニング概要
(1)日時:8月31日(水)10:00~
(2)プログラム:通常の活動に加えて、茶道、浴衣着付け、折り紙体験といった特別プログラムを用意して皆様のお越しをお待ちしております。
(時間等の詳細は、Japan Culture House のFacebookページでご確認ください)

2.施設概要
(1)場所:Room- 322B, 2nd Floor, Building-C, Pearl Condo, Kabaraye Pagoda Road,Bahan Township, Yangon
(2)営業時間:月~金(火曜日除く)10:00~18:30 、土~日 9:00~17:30、※火、祝日は休館日
(3)お問合せ先:(電話)09-459148405、(Email) jch.yangon@gmail.com、(Facebook) https://www.facebook.com/jch.yangon/


2016.08.08 - 2016.08.14
ティラワ経済特区(SEZ)ゾーンB開発、今年11月に開始予定

ティラワ経済特区(SEZ)のゾーンBは推定700ヘクタールで、今年11月から開発を始めるとプロジェクト責任者がミャンマー・タイムズのインタビューで語った。
道路、電気、水道等、インフラ整備から始まり、段階的に実施するようだ。

今年の土地レンタル料金は、1平方メートルあたり80ドルと設定されている。
25年間のリース延長を行えば、ほぼ50年間借用できる。

ティラワ経済特区(SEZ)には国内外の73社から投資が集まり、現在の投資額は約7.6臆ドルで、年間生産輸出額は2.41億ドルに上るという。


2016.07.25 - 2016.07.31
携帯電話のSIMカード使用に関する登録が必要

ミャンマーで携帯電話のSIMカードを使用しているユーザーは、2017年3月31日までに通信事業者に
自分のプロフィール情報を登録する必要があると運輸・通信省の通信管理局から告知されました。

以前から通信事業者に対し、ユーザーへSIMカードを販売するときはユーザーの情報を登録してもらうよう指導していましたが、
あまり従わないので再度告知したと通信管理局のミョースェー副局長の話です。

ユーザーが登録を行う際には、名前、身分証明書又は運転免許証、学生証、外国人の場合パスポートの提示が必要で、
父親の氏名、生年月日、民族、住所などの情報も必要になります。
SIMカードの故障、なくなったときに簡単に再発行できるのため、この登録を実施してもらっているとミョースェー副局長の話です。

通信事業者にSIMカードの登録方法を発表してもらって、ユーザーはその方法で2017年3月31日までに登録を行うことが必要です。
2017年3月31日までに登録しなかったSIMカードの利用は一時的に中断され、ユーザーが登録を行った後に再度利用可能になります。


2016.07.18 - 2016.07.24
第69回殉教者の日の式典が行われた

ミャンマー独立運動の英雄で、アウン・サン・スー・チー国家顧問の父、アウン・サン将軍が暗殺された日にあたる7月19日に 国軍主催の追悼式典が毎年行われており、
今年も「第69回殉教者の日」記念式典が行われた。

1947年7月19日午前10時37分、アウン・サン・スー・チー氏の父を含む独立を求める9名のリーダーが暗殺された。
これまで、その時間に黙祷することやサイレンを鳴らすことは禁じられていた。

今年は走行中の車やバスも停車して1分間クラクションを鳴らし、ラジオ放送のサイレンに合わせて黙祷する姿も見られた。
アウンサンミュージアムの前には、朝6時頃から100名以上の市民が集まった。
ヤンゴンの大学生たちもMaha Bandoola公園に集まった後ミュージアム事務局へ向かって行進、黙祷を行った。


2016.07.11 - 2016.07.17
イオン環境財団によるミャンマーヤンゴン第4回植樹活動(2016年度)

イオン環境財団主催による、ミャンマーでの第4回植樹活動が行われました。
ヤンゴン市郊外にあるローガー湖は、市民の生活用水として利用されています。
しかしながら近年、湖周辺の森は長年の生活伐採等で荒廃し、河川の流量を調整し渇水を防ぐ水源涵養機能が低下しています。

この水源涵養機能を取り戻すため、森の再生を目指し、イオン環境財団の主催により2013年から3ヵ年計画で植樹を実施しました。
今年は4年目としてヤンゴン政府協賛によるヤンゴン植樹活動が下記の日時で開催されました。
その活動にMyanmarDCR社員20人も楽しく参加しました。

日時    :7月16日(土)午前中
場所    :ヤンゴン管区ローガー湖(ヤンゴン中心部から約1時間)
参加費   :無料(ヤンゴン集合場所から現地までは自費)
参加人数  :1,600名(日本から500名、ミャンマーから1100名)
植樹本数  :10,000本


2016.07.04 - 2016.07.10
ミャンマー全国で2年以内に映画館115軒を建設

”ミャンマー全国に映画館115軒を2年以内で建設します”とMAZE社のルイン・モー社長(兼映画俳優)が6月30日に発表した。
映画館1軒あたりの建設予算は2億ksで、カンボーザ銀行の融資により行うという。

最初はシャン州とヤンゴン管区に、2軒を8月より3ヶ月で建設予定。

全国で建設予定の映画館軒数
  ヤンゴン管区    :24
  バゴー管区     :12
  エーヤワディ管区  :19
  マンダレー管区   :15
  ザガイン管区    :8
  マグエー管区    :9
  シャン州      :12
  モン州       :6
  ヤカイン州     :5
  タニンダリー管区  :2
  カチン州      :1
  カレン州      :1
  チン州       :1


2016.06.20 - 2016.06.24
携帯テレノール、4G導入へ5都市で試験

ノルウェーの携帯電話大手テレノール社は、ミャンマー最大都市ヤンゴン、マンダレーなど5都市で高速大容量の第4世代(4G)通信開始に向けた実証を始めた。

テレノール・ミャンマーのコミュニケーション部長であるJoachim Rajaram氏からは4G導入時期についてコメントがない。
しかし、今夏にもミャンマーで4G通信に参入することを現地法人のPetter Furberg氏(CEO)が日本経済新聞の取材で明らかにした。

政府のロードマップ上では、最初の周波数入札は2016年2Qに予定されている。
競売に出る最初の周波数帯は、1800MHzバンドに続き2600MHzバンドになる。


2016.06.13 - 2016.06.19
UCSY ACM-ICPCアジア・ヤンゴン国内プログラミングコンテスト開催

ヤンゴンコンピュータ大学University of Computer Studies, Yangon(UCSY)は、ACM(Association for Computing Machinery) の後援の下、
最初の2016年ACM-ICPCアジア・ヤンゴン地域のプログラミングコンテストを開催します。

ACM-ICPCとは、ACMが主催する国際大学対抗プログラミングコンテスト(International Collegiate Programming Contest)です。

2016年ACM-ICPCアジア・ヤンゴン地域のプログラミングコンテストの前に、UCSYは2016年アジア・ヤンゴン国内プログラミングコンテストを
6月24日~6月25日に開催する予定です。

弊社現地グループ会社(ミャンマーDCR)はそのコンテストのスポンサーとして協賛します。(掲載の広告をご覧ください)
アジア・ヤンゴン国内プログラミングコンテストの予選を通ったチームはアジア・ヤンゴン地域のプログラミングコンテストに参加することができます。
また、アジア・ヤンゴン地域のプログラミングコンテストの勝者チームはU.S.A.で開催される2017年ワールド・ファイナル世界大会への参加資格を得ます。


2016.06.06 - 2016.06.12
ミャンマー、シンガポール間のフリービザ

シンガポールへの旅行を計画しているミャンマーの国民に対して、両国が相互免除の合意をした後、2016年12月1日からビザなしで旅行することができるようになります。
通常パスポート保持者は30日間滞在することができます。

6/8にシンガポール首相リー・シェンロン(Lee Hsien Loong)がミャンマーを訪問し、大統領のティンチョー(HtinKyaw)、
国家カウンセラーアウンサンスーチー(Aung San Suu Kyi)と会談して、上記が発表されました。


2016.05.30 - 2016.06.05
ミス・ワールド世界大会へ参加するミス・ワールドミャンマー代表(2016)決定

66回目のミス・ワールド世界大会参加に向けてミャンマー代表の最終選考会が6月4日(土)にヤンゴンのGandamar Grand Ballroomで行われた。
応募者が90名あり、4月29日から選考が始まり様々な審査を経て、 5月6日に20名の候補者に絞られ、6月4日に最終選考が行われた。
ミス・ワールドミャンマー代表には、Best PersonalityとPeople's Choice Awardが贈られた。
また、ミス・ワールドミャンマー代表は、今年の12月に中国で行われるミス・ワールド世界大会に参加予定。

以下の方が受賞者になります。
  ・Miss World Myanmar   : ミャッティリルゥインさん(MyatThiriLwin)
  ・1st Runner up : アムジャーサインさん(M Jar Sine)
  ・2st Runner up : ラヤイピャーさん(La Yate Pyar)


2016.05.23 - 2016.05.27
2016年度の学校の申請がはじまる

ミャンマーにある小学校、中学校、高校は3月~5月まで長い夏休み期間になっています。
今年度は6/3から新学期がスタートし、5/25~5/31の期間で入学申込が可能になります。
今年から、ミャンマー新政府の政策の一環で、誰でも教育が平等に受けられるよう、 授業料が無料になりました。
さらに、学生達には制服1セットと教科書も無料で支給される事になります。
今までは家庭の事情で申し込めない子供たちも多かったのですが、 今年はとても多くの申込があったそうです。
学生たちや親たちからも多くの感謝の声が上がっているそうです。


2016.05.16 - 2016.05.20
ヤンゴン証券取引所へミャンマー・ティラワSEZホールディングスが上場

ミャンマーのヤンゴン証券取引所(YSX)にミャンマー・ティラワSEZホールディングス社(MTSH)が5月20日に上場しました。
3月下旬にFirstMyanmarInvestment社(FMI)が上場しているので、MTSHは2社目になります。
MTSHは、日本とミャンマーの共同開発プロジェクトであるヤンゴン近郊のティラワ経済特別区における工業団地の開発会社への出資等を行っており、
ヤンゴン証券取引所と同様に、日本に関わりの深い会社です。

MTSHの概要
○代表者役職及び氏名:U Win Aung(Chairman)
○売上高(2015.3期連結):39億 チャット(約3億7千万円)
○当期純利益(2015.3期連結):162億 チャット(約15億1千万円)
○総資産残高(2015.3期連結):574億 チャット(約53億7千万円)


2016.05.09 - 2016.05.13
トヨタ社フォーチュナー発売、現地工場設立熟考

トヨタ自動車はミャンマーで新型「フォーチュナー」を発売した。販売価格は、税込61,300米ドル(約656万円)である。

ミャンマーで昨年11月、 IMVのピックアップトラック「ハイラックスREVO(レボ)」を発売したのに続く戦略車の投入となる。

ミャンマー国内での販売率が上昇すれば、 生産工場設立も検討するとミャンマー代表者が述べた。

問題は、ヤンゴン地域にある輸入業者に対する「駐車場の推薦書発行」法律。
昨年導入されたこの法律は、輸入業者が購入者の駐車場保有を証明することを求めている。

補足:「駐車場の推薦書発行」法律
ヤンゴンでは駐車場が少なく、道路上に駐車する人が多くて渋滞を引き起こしています。
そのため、駐車場がない人には車を売ってはいけないと言う法律がヤンゴンでできていて、 車を買うときに駐車場を持っていることを証明する必要があります。


2016.05.02 - 2016.05.06
日本の岸田外務大臣ミャンマーを訪問

岸田外務大臣が5月2日から3日までの2日間ミャンマーを訪問し、 ティン・チョウ大統領、アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相と会談をしました。

スー・チー氏との会談で岸田外務大臣は、 新政権が進める民主化と経済発展に向けた取り組みを官民を挙げて全面的に支えていく意向を伝えました。
会談後の共同記者会見でスー・チー氏は、日本国民のミャンマー民主化に向けての支援に感謝の気持ちを伝えました。
また、日本の立場が欧米諸国と異なっていたことについても語った。

ティン・チョウ大統領と岸田外務大臣の会談では、 ティラワ経済特区を含む他のセクターへの投資拡大について相互に合意しました。


2016.04.25 - 2016.04.29
異常気象の影響で16人が死亡

今週、ミャンマーの多くの地域で雹を伴う暴風雨が発生し16人が死亡、仏塔や住宅等に大きな被害が出た。
そのため、現在も政府の職員や地元の慈善団体等が協力して支援を行っている。
今後もエルニーニョの影響での異常気象や、地震が発生する可能性を考慮し、 社会福祉・救済復興省が注意事項や事後の対策方法などを公開している。


2016.04.04 - 2016.04.08
今年のミャンマーの水祭り(ティンジャン)は水不足の影響で時短

毎年この時期ミャンマーでは盛大に水祭りが開催され、いたる所にマンタと呼ばれる屋台が作られ、 そこからホース等で、道路が川のようになるくらい大量の水がまかれます。​

今年はエル・ニーニョの影響で深刻な水不足であるため、水の供給が制限されるようになりました。​
ヤンゴン地区内の水かけを行う各マンタへ、水を供給する時間を減らすことが決定されました。​
去年は朝7時から12時までと、午後2時から6時までの計9時間でしたが、 今年は朝8時から12時までと、午後3時から6時までの計7時間となり、 1日当たり2時間の時間短縮となりました。​

水祭り期間は通常4日間ですが、今年はうるう年のため1日増えて5日間になります。​
去年は4日間、1日9時間で合計36時間の開催でしたが、 今年は5日間、1日7時間で合計35時間の短縮開催という事になります。


2016.03.28 - 2016.04.01
ミャンマー映画アカデミー賞

ミャンマー映画アカデミー賞とは、ミャンマーで上映された映画の中から、 一番良い映画、男優、女優等に与えるものです。 各受賞者には金で作った立像と賞金があたえられます。
 授賞式は、1952年度から毎年開催されていて今年で62回目になりました。
 尚、今回は2014年度と2015年度の2年間で上映された映画が対象となりましたが、 2016年度からは1年間で上映された映画が対象となります。

 1952年度頃の賞は3種類(Best Picture, Best Actor and Best Actress)でしたが、 1994年度から下記11種類の賞となりました。
   1. Best Picture
   2. Best Director
   3. Best Screenplay
   4. Best Actor
   5. Best Actress
   6. Best Supporting Actor
   7. Best Supporting Actress
   8. Best Music
   9. Best Cinematography
  10.Best Film Editing
  11.Best Sound

 今年の授賞式は2016年4月3日にヤンゴンで行われました。
 対象となった映画は30作品で、その中から18作品に各賞が与えられました。


2016.03.14 - 2016.03.18
第4回日本語教師の集い(ヤンゴン・マンダレー)

ミャンマー日本国大使館は、国際交流基金(Japan Foundation)との共催で、 日本語教師向けの研修セミナー「第4回日本語教師の集い」を、 ヤンゴンとマンダレーで以下のとおり開催いたします。

1.ヤンゴン
  日時:2016年4月1日(金)9:00~16:00
  会場:ヤンゴン外国語大学

2.マンダレー
  日時:2016年4月4日(月)9:00~16:00
  会場:HITOセンター

3.セミナーの内容(予定)
  (1)日本での国際交流基金教師研修紹介
  (2)授業実践紹介「辞書を利用した授業」
  (3)ワークショップ「授業のゴールとその練習を考える~初級授業の練習を考えよう」

4.進行役
  田邉 知成(たなべ ともなり)国際交流基金日本語上級専門家
  佐藤 直樹(さとう なおき)国際交流基金日本語専門家

 「本セミナーでは、大学や民間日本語学校で日本語を教えている先生方の更なるスキルアップへ貢献し、 また教育関係者間のネットワーク強化を図ることを目的としています」とミャンマー日本国大使館より発表されました。


2016.03.07 - 2016.03.11
今年からスクールバスプログラム開始

ミャンマー教育省と自動車管理委員会は、6月より交通安全対策として黄色のスクールバスを導入すると発表した。

このプログラムの第1段階は、公立高校が対象となる。現在、生徒が利用しているほとんどの車両は個人経営軽トラックであり、雨季には事故に巻き込まれるケースが多いと保護者が言う。当局は、軽トラックの所有者に対して黄色のスクールバスに切り替えるよう奨励している。スクールバスは分割払いで購入できる。

「スクールバスの導入は生徒の安全確保が目的で、このプログラムの必要な手配は既に開始している。黄色はスクールバスの色だと認識するようになるだろう」と教育省と自動車管理委員会のマ・タ・タは話している。

統一されたスクールバスの導入は国際基準に従ったもので、私立のインターナショナル・スクールではすでに導入されている。ヤンゴンには現在、生徒が利用している車両が2万5,000 台ある。


2016.02.29 - 2016.03.06
平原綾香さん出演「Japan Myanmar Pwe Taw 2016開催」

ヤンゴン、シュエトゥティン(スカイスターホテル前広場)で2月28日に「Japan Myanmar Pwe Taw 2016」が盛大に開催されました。このイベントは「ジャパンミャンマープエドー実行委員会(在ミャンマー日本国大使館、ミャンマー日本商工会議所、ヤンゴン日本人会、NHK、NHKエンタープライズ、日本国際放送、Shwe Than Lwin Media(MNTV)」が主催して開催されました。

2014年12月に「第1回 Japan Myanmar Pwe Taw」が開催され、多くの入場者がありました。今年は「未来へ」をテーマに日本とミャンマーの歌手らによるステージや日系企業ブースや日本食屋台も出展しました。日本から来たTEMPURA KIDZのダンスパフォーマンス、後半では日本の有名な歌手平原綾香さんとコラボレーションするミャンマーの人気女性歌手Ni Ni Khin Zawさんが出演し、会場が大いに盛り上がりました。

このコンサートはミャンマーのMNTVで生放送されました。後日日本のNHK-BSにてコンサートの模様をNHKのドキュメンタリーとして放送予定だそうです。


2016.02.22 - 2016.02.28
エルニーニョによる異常高温に注意喚起

気象学者のドクタートゥンルインさんは、1週間以内に日中の最高気温が42~45度に達するだろうと予測しています。ミャンマーでは12月から2月は涼期にあたり、この時期に40度を超えるのは異常なことです。

異常気温が予測されているのはマグエー、バゴー、エーヤワディ、タニンダリーの各管区とカレン、モンの各州。いずれも2月の最高気温の記録を更新する見込みとのこと。これらの地域では高熱による熱中症や、自然発火による火災の発生に注意を呼びかけています。

ミャンマーでは2月から5月の間に、強大なエルニーニョの影響をもっとも大きく受けると予想されています。異常気温に伴う干ばつや、水不足に対する十分な対策が必要と同気象学者は訴えています。


2016.02.15 - 2016.02.21
ゴゥテイッ鉄橋【Gokteik Viaduct】観光情報

国内外の旅行客向けに「ゴゥテイッ鉄橋」観光電車が、ミャンマー国鉄【Myanmar Railways(MR)】から運行される事になりました。
 ・Rail Gang Car (RGC)  ⇒ 定員20名
 ・Rail Bus Engine (RBE) ⇒ 定員50名
 どちらも料金は5,000Kyat/人ですが、グループ旅行で一台の貸し切りも可能です。

出発はNaung Cho駅、或いはNaung Pein駅になります。鉄橋には10分間停車します。
 貸し切りを希望される場合は、以下の連絡先に予約して下さい。
 ・マンダレー事務所    ⇒ 02-35986
 ・ピンウールイン事務所  ⇒ 067-77118, 067-77050
 また、マンダレーからラーショーへの電車【番号:131】、或いはラーショーからマンダレーへの電車【番号:132】に乗車して、「ゴゥテイッ鉄橋」を渡る時に見物する事も出来ます。以前は橋を歩いて見物できましたが、最近ミャンマー国鉄【Myanmar Railways(MR)】から禁止されました。


2016.02.08 - 2016.02.14
新しいバス路線の開通

ヤンゴンでの交通渋滞を緩和し通勤者の安全確保のために設計された、BRTシステム(Bus Rapid Transit System)という新しいバス路線が、2月9日開業予定です。

BRTシステムは国際協力機構(JICA)によって、2013年に策定された計画に基づいています。現在、バス停23箇所を巡廻するため18台のバスが導入されました。今後45台のバスを追加し、バス停も27箇所まで増やす計画があります。 BRTシステムが成功した場合、100台までバスを追加する予定です。

バスは左ハンドルで涼しいエアコン付きです。乗客のセキュリティ確保の為に、監視カメラ4台が設置されました。日本のバスと同様に、運転手さんだけで運用するシステムです。チケット料金は300Kyatsになり、iPayシステムを使用しています。このプロジェクトの予算は、250億Kyatsです。


2016.01.18 - 2016.01.24
ミャンマー国立交響楽団コンサート2016

ミャンマー日本国大使館はミャンマー情報省と共催で「ミャンマー国立交響楽団コンサート」を1月22日と25日に開催することを発表した。

コンサートにはミャンマー国立交響楽団と日本人指揮者山本祐ノ介氏も演奏するそうです。「ミャンマー国立交響楽団」とは、2001年に設立されたミャンマー唯一の国立オーケストラであり、ミャンマー国営放送(MRTV)に所属する楽団です。このコンサートをMRTV Entertainment Channelからも生放送する予定そうです。

◆ミャンマー国立交響楽団コンサート開催概要

ヤンゴン公演
日時:2016年1月22日(金)18:00開場
会場:National Theatre

ネーピードー公演
日時:2016年1月25日(月)18:00開場
会場:MICC 2(Myanmar International Convention Center 2)


2016.01.11 - 2016.01.17
ミャンマー初の路面電車がヤンゴンで運行開始

最大都市ヤンゴンの鉄道路線が停止されてほぼ一世紀、新たな路面電車が1月10日から日本の支援で運行を開始した。

この路面電車はストランドロードに沿って走り、毎日午前8時から午後1時まで一日6回運行される。ワーデンストリートからボタダウンにある仁寺洞まで約3マイル(4.8Km)の旅を100チャットで楽しめる。

これは経済成長とともに激しさを増す交通の渋滞を緩和するため、ミャンマー鉄道省と日本政府の投資によるものです。現在、ワーデンからチンミンダイ、リンサダウンからパンソダンの路線を工事中で、今年後半ごろには運行開始の予定で、最終的にはヤンゴンの円形鉄道とつなぐ計画もある。

昨年7月に鉄道省は4.55億円(388万米ドル)の、投資契約を西日本鉄道と締結している。


2016.01.04 - 2016.01.10
1月11日より、ミャンマーの入国ビザの種類変更

ミャンマーへ様々な理由で訪問する外国人に現在付与している入国ビザ6種類に代わり、 入国ビザ12種類と再入国ビザ3種類を2016年1月11日より付与するとミャンマー移民・人口省が1月6日に公表しました。

新しい入国ビザ12種類と再入国ビザ3種類は下記の通りです。
◆入国ビザ
(1)外交/公式礼儀ビザ
(2)公式ビザ
(3)観光ビザ
(4)ビジネスビザ
(5)雇用ビザ
(6)ソーシャルビザ
(7)宗教ビザ
(8)教育ビザ
(9)ジャーナリストビザ
(10)クルービザ
(11)ワークショップ/セミナー/会議/研究ビザ
(12)トランジットビザ

◆再入国ビザ
(1) 数次特別再入国ビザ
(2)一回限り特別再入国ビザ
(3)再入国ビザ ※永住権をもっている外国人のみに付与する


2015年

2015.12.21 - 2015.12.27
2020年までに外国人観光客数を750万人に引上げる

ミャンマー観光省は、2020年までに外国人観光客数を750万人に引き上げることを目標としている。

同省は2013年からミャンマー観光連盟やノルウェー政府等と連携して、 観光に関する7年間のマスタープランを実施している。この7年間において、 観光客数は2,000万人を超えるものと推計されている。 なお、ミャンマーの今年の外国人観光客数は400万人を突破しており、同国の外国人観光客数は毎年増加の傾向にある。

また、世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)は、2015年から2025年にかけて、 同国は観光客数や観光収入の伸びが世界でトップクラスになると推計した。


2015.12.14 - 2015.12.20
TelenorMyanmar(ミャンマーの移動本通信事業)が、旅行者向けSIMカードの販売開始

TelenorMyanmarが旅行者向けSIMカード(Tourist SIM)の販売を開始しました。 データ通信や音声通話などで利用出来る、5,000チャットのクレジット分が含まれたパッケージです。

【パッケージ内容は以下となります】
 ・1GBのデータ通信 ⇒ クレジット分に含まれる
 ・無料サービス ⇒ Facebookの通信量は無制限、SMSの受信、着信コール
 ・有効期間 ⇒ アクティベーションから14日間
 ・ネットワークカバレッジ ⇒ ミャンマー最大の3Gカバレッジ

音声通話料金はミャンマー国内なら1分で25チャットになり、SMSが1件で15チャットになります。 国や地域によって料金は異なっておりますが、国際電話の利用も出来ます。 安価な国はカナダが1分で100チャット、タイ、マレーシア、中国が1分で200チャット、 日本が1分で400チャットとなります。


2015.12.07 - 2015.12.13
ヤンゴン証券取引所(YSX)を開設

ミャンマー初の証券取引所となる、ヤンゴン証券取引所(YSX)が12月9日に開設された。 ヤンゴン証取の運営会社には国営のミャンマー経済銀行が51%、大和総研、日本取引所など日本側が49%を出資しています。 同日証取開設の責任者であるマウン・マウン・テイン財務副大臣より、上場する6社が発表されました。

最初はその6社で取引開始する予定で、2016年に取引開始を見込んでいます。上場する6社は次となります。
First Myanmar InvestmentCompany Limited 、First Private Bank Limited、Great Hor Knam Public Company Limited、 Myanmar Agribusiness Public Corporation Limited 、Myanmar Citizens Bank Limited、 Myanmar Thilawa SEZ Holdings Public Limited


2015.11.30 - 2015.12.06
日本映画祭り

ミャンマーでとても人気がある【日本映画祭り】を在ミャンマー日本国大使館にて、 2015年12月にマンダレー、2016年1月にヤンゴンで開催されます。
今回は2009年以降に日本で上映された、「青春純愛ラブストーリー映画」5本まとめて特集上映されます。 入場無料、英語字幕付で、普段は映画館で見る事が出来ない内容なので、大勢の人たちが見に行くと思われます。

※マンダレーでの上映スケジュール
 会場: Win Lite Cinema Hall(84th St., Betwn 32nd and 33rd Street, Mandalay)
 2015/12/18(金)18:30~潔く柔く(公開:2013年,上映時間:127分)
 2015/12/19(土)15:30~ジンクス!!!(公開:2013年,上映時間:122分)
 2015/12/19(土)18:30~百瀬、こっちを向いて(公開2014年,上映時間:109分)
 2015/12/20(日)15:30~ちゃんと伝える(公開:2009年,上映時間:108分)
 2015/12/20(日)18:30~すべては君に逢えたから(公開:2013年,上映時間:106分)

※ヤンゴンでの上映スケジュール
 会場: Nay Pyi Taw Cinema Hall(Sule Pagoda Road, Yangon)
 2016/1/15(金)18:30~潔く柔く(公開:2013年,上映時間:127分)
 2016/1/16(土)15:30~ジンクス!!!(公開:2013年,上映時間:122分)
 2016/1/16(土)18:30~百瀬、こっちを向いて(公開2014年,上映時間:109分)
 2016/1/17(日)15:30~ちゃんと伝える(公開:2009年,上映時間:108分)
 2016/1/17(日)18:30~すべては君に逢えたから(公開:2013年,上映時間:106分)


2015.11.23 - 2015.11.29
ミ巨大な日本担保工業団地ティラワが開業

ミャンマーと日本の官民が共同開発を進めてきたティラワ工業団地が23日に開業。 この団地は発電所など周辺インフラを完備したミャンマー初の大規模工業団地である。 一帯が経済特区(SEZ)に指定され、日本の主要投資で急速に立上した。

ティラワ工業団地は最大都市ヤンゴンの南東約20キロメートルに立地し、面積は約400ヘクタールで、 2013年秋以降、日系企業3社(三菱商事社、丸紅社、住友商事社)、国際協力機構(JICA)、 ミャンマー政府、ミャンマー主要企業などが共同出資する開発会社が、造成を進めてきた。

現在プロジェクトの第1フェーズが完成され、数年に渡り4万人の雇用が生まれる見通しである。 第2フェーズは来年までに完成する予定である。

ティラワに加え、南東部ダウェー、西部チャオピューもSEZに指定されている。いずれも開発はこれからだが、 「ティラワを後続のSEZ開発のモデルとしたい」とティラワSEZ管理委員会委員長であるセッアウン氏が述べた。

ダウェーはタイ・ミャンマー両政府が共同開発することで合意済み。 チャオピューSEZは中国も開発に参画する予定である。


2015.11.16 - 2015.11.22
ミャンマー総選挙、野党NLDが圧勝

ミャンマー総選挙の選挙管理委員会は13日アウン・サン・スー・チー氏が率いる野党・ 国民民主連盟(NLD)が圧勝したと明らかにした。

選管の発表によるとNLDは13日午前の時点で、上下両院で348議席を獲得し、政権掌握に必要な過半数以上の議席を獲得した。 選管が15日の夜までにNLDが上下両院で390議席を確定したと発表した。 与党、連邦団結発展党(USDP)は41議席だけで大失敗しました。残り3議席の確定には数日かかる見通しです。

新しい議会は、来年1月にも招集される見通しで議会で新大統領を選出する手続きが行われ、 テイン・セイン大統領の任期が切れる来年3月末以降、新政権が発足する予定です。 テイン・セイン大統領とミン・アウンフライン国軍司令官はすでに選挙結果を尊重し新政権に協力すると表明している。


2015.11.09 - 2015.11.15
ミャンマー総選挙、投票終了 開票作業進む

ミャンマーで8日、総選挙が実施され即日開票された。 地元メディアの出口調査ではアウン・サン・スー・チー党首率いる最大野党、NLD(国民民主連盟)が優勢で、 大統領の指名が可能になる国会議席の過半数を得られるかが焦点となる。NLDのティン・ウー名誉議長は投票終了後、 最大都市ヤンゴンで演説し「勝利を確信している」と述べた。

国会の上下両院(定数664)の5年間の任期満了に伴う総選挙は小選挙区制で、25%の軍人枠を除く民選枠(同498)を選出する。 前回はNLDが参加せず、軍政がつくった現与党・連邦団結発展党(USDP)が圧勝。 今回は政権交代を訴えるNLDが優勢とみられており、民選枠の3分の2の議席を獲得し、 全体の過半数を占めるかが焦点になっている。


2015.11.02 - 2015.11.08
Japan Expo 2015【ジャパンエクスポ 2015】開催

【ジャパンエクスポ 2015】では、トレードプロモーションやドレスの写真展示、 さらに浴衣や着物の3Dディスプレイなどの文化交流プログラムがあります。 その他にも、教育カウンセリングカウンターや、仕事に関するカウンセリングカウンターも用意されます。 スナックバーもあり、会場内は仕事関連ゾーンと仕事教育関連ゾーンさらに、 文化交流ゾーンの3つのゾーンに分かれています。

【ジャパンエクスポ 2015】はミャンマープロモーションサービス企業(Myanmar Promotional Services Co LTd、略:MPS)の主催で、 公式スポンサーは在ミャンマー日本国大使館です。本イベントはミャンマーの人々に、 日本の最先端の情報や日本企業の優れた製品および伝統的な日本文化をアピールする絶好の機会となります。


2015.10.26 - 2015.10.01
ミャンマー国民の祝日【タディンジュ】

仏教徒の多いミャンマー国民にとって、満月は宗教的にも大きな意味を持ちます。 今年2015年の10月28日水曜日は満月です。10月の満月の日(10月第4週)は、 タディンジュ(Thadingyut or Thadingyut Fullmoon day)と呼ばれ、5月のカソン、 7月のワーゾーとともに国民の休日(祝日)です。タディンジュというのは10月という意味です。

【タディンジュ】には2つの意味が込められています。 ひとつは、雨季の終わりという意味です。 そしてもうひとつは、お釈迦様が天界から人間界へ戻ってきた日に由来します。 【タディンジュ】は光のお祭りと呼ばれ、その夜ミャンマー国民はろうそくに火をつけたり、 提灯などをかざしたりしてお釈迦様の帰り道をお迎えします。

この時期はお坊さんや先生、老人や親に感謝する時期でもあります。敬う気持ちを込めて、お礼を捧げます。 一年間失礼なことがあったなら、許して頂く様に謝ることもしています。 これはミャンマー国民の純粋な行為で行われています。


2015.10.19 - 2015.10.25
政府と民族武装勢力8組織は停戦協定に署名した

2015年10月15日に首都ネピドーで停戦協定の署名式が行われた。署名式にはミャンマーのテインセイン大統領とカレン民族同盟(KNU)8つの武装勢力が参加し協定に署名しました。

今後90日以内に双方が武装解除や停戦監視方法を決める「政治対話」を開始することが定められています。
テインセイン大統領は「将来の平和に向けた道は開かれた」と述べました。今回署名したのは政府が和平交渉を進めた15組織のうち8組織ですが、残りの組織へ向けて「門を開きます」とも述べました。

今署名した停戦協定で、1948から始まった内戦の終結に向けた前進が期待されています。


2015.10.12 - 2015.10.18
ヤンゴンにゴミ燃料の発電所、10月着工へ

ヤンゴン市開発委員会(YCDC)によると、10月よりヤンゴンのゴミ焼却発電所がシュピーター区に建設される。ゴミを燃やす焼却炉はヤンゴン市トーチャウンレー墓地の近くで建築される。

このプロジェクトはYCDCと日本政府が共演するもので、発電所建設には1,600万米ドルかけ、内800万米ドルは日本から借款で賄う。「建設は2016年~2017年に完成する」とYCDC環境保護&清掃部門の副所長である「ウ アウン ミン モー」が発表した。
「電力の約40%を発電所の稼働に利用し、残りをヤンゴン電力供給公社へ売却する」
「1日60トンのゴミを燃やし、5トンの灰を残す発電所は環境基準を満す」
「煙を解放する前に浄化する、排水を廃棄する前に浄化する」と彼は語った。

ヤンゴンには1日1,500トンのゴミが廃棄され、北ダゴン区ダウェイーチャウンとラインタヤ区ダインピンの埋立地へ送られている。2013年に、YCDCは発電事業について入札を実施した。韓国の発電大手Chasson International社は、デインピンのゴミ焼却施設、国内企業のZeya&Association社は、ダウェーチヤウのゴミ焼却施設を作る。


2015.10.05 - 2015.10.11
元人気俳優Kyaw Thu氏のドキュメンタリー映画が米国ワシントンD.Cで上映

無料葬儀サービスを運営する元人気俳優Kyaw Thu氏のドキュメンタリー映画「Walking a Fine Line」が米国ワシントンD.Cで9月29日と9月30日に無料上映されました。「Walking a Fine Line」映画上映会はWorld Movement for Democracyと呼ばれる民主主義者組織が開催した映画会で、スウェーデン・ストックホルムでも9月24日と9月25日に行われました。

放送時間55分のKyaw Thu氏のドキュメンタリー映画では人気のある俳優からなぜ活動家やコミュニティリーダになったのか、他の人をどのように手助したのかと無料葬儀サービス協会をどのように立ち上げ運営したかについてのことを撮影されていました。また、Kyaw Thu氏の家族、友人や有名な政治家のコメントなども収録されています。

ミャンマーで最も人気のある俳優として知られていたKyaw Thu氏は、2001年に無料葬儀サービス協会を立ち上げ、今まで15万件以上の葬儀を執り行っていた。Kyaw Thu氏は2012年にワシントンD.CにあるNED (National Endowment for Democracy)から授与する民主主義賞、今年8月にフィリピン共和国が授与するアジアのノーベル賞とも呼ばれているラモン・マグサイサイ賞を受賞した。


2015.09.28 - 2015.10.04
世マイクロソフトとKBZグループ提携

マイクロソフトとKBZグループは9月18日、ヤンゴンのセドナホテルで、同グループの携帯電話とクラウド技術のレベルアップについて提携することに合意したと発表しました。この合意に基づき、KBZ銀行のITインフラをマイクロソフト SQL Server 2012、Windows Server 2012とSystem Center 2012にするほか、コンピュータ7000台を更新し、すべてのコンピュータにWindows 10のOSを使用します。

ミャンマー国内の銀行は、世界的に使用されてるWindow 10 devicesやSkype for Businessや Share Pointなどを使って、近い将来サービス提供出来るようになります。デジタル技術を銀行の作業(300以上の支局や350以上のATMや80以上の両替カウンターに)で初めて投資する予定です。さらに、マイクロソフトは鉱業、航空輸送、保健、製造業、農業、不動産、貿易、観光、ホテルサービス分野にも投資する予定です。

「私は、知名度の高いアメリカの企業によるミャンマーのローカルビジネスコミュニティへの長期的な投資に後押しされて、更なる米国企業からの投資活動を奨励しています。」と米国大使のDerek Mitchellさんが述べました。


2015.09.21 - 2015.09.27
世界教師の日からグリーンリボンの活動が始まる

ミャンマーで武官の何人かが、公務局で転職するような発表がされた。それについて抗議のリボン活動が、様々な分野で実施されています。教育局にいる先生たちも世界教師の日に、グリーンリボン活動を始めると発表されました。

11月5日は世界教師の日になり、その日ミャンマーにいる先生全員がその活動に参加する予定です。まずはオンラインから始め、それから活動が広がる事を想定している。その話をBurmese Migrant Teachers' Association (BMTA)の社長Dr.Thet Naing Ooが宣言した。

下記は過去で実施したリボン活動です。
・ブラックリボン【医学部】
・イェローリボン【弁護士部門】
・ブルーリボン【工学部】


2015.09.14 - 2015.09.20
第5回日本語体験コンテスト(ヤンゴン、ミャンマー)

毎年、日本語を学んでいる人達に日本を体験できる機会を与える「第5回日本語体験コンテスト」が9月10日に行われました。

このコンテストはミャンマー国内でとても人気があると言われているコンテストで、ヤンゴン地区だけでなくマンダレー地区からも、日本語を勉強している人達が参加します。このコンテストは日本語を勉強している人達に、日本語勉強のモチベーションを高める事にもつながっています。申込み資格は日本語スキルN4以上で、まず日本について30個の質問を選択して回答します。その結果によってトップの15名から18名ぐらいが選ばれ、次の段階に進みます。

次の段階では3つのテーマから一つを選択し、回答する迄に15分が与えられた後に3分間の発表時間が与えられます。その中から優秀な5名を選んで、来年1月末に7泊8日の日本体験できる入賞が与えられます。日本語スキル、短時間で内容をまとめて大勢の人の前で発表できるスキルなどのスキルアップのためにも良い機会となっています。

今年も50人の日本語勉強者達が参加して、トップ5名の中にMyanmar DCRからの社員2名が選ばれ入賞を手に入れる事が出来ました。


2015.08.10 - 2015.08.16
与党USDP(連邦団結発展党)の党首U Shwe Mann(シュエマン)氏が解任

ミャンマーの与党であるUSDP(連邦団結発展党)の党首シュエマン下院議長が解任され、現副党首のU Htay Oo(テイウー)が党首の職務に就いた。
ミャンマーの大統領報道官からは「8/12 (水) の夜にUSDP内でシュエマン氏を拘束・軟禁する事件が発生した。8/13 (木) の朝にUSDP内部にて緊急会議が行われ、今回の発表があった。」と発表があった。会議の中心は現大統領のU Thein Sein(テインセイン)氏。
8/12 (水) の夜以来、USDP本部近辺は今も治安部隊に封鎖されている。この一連の事件は、11月に予定されている総選挙に向けての動きと考えられている。


2015.08.03 - 2015.08.09
洪水被災者への救援と支援活動

雨季と台風の影響により今年の6月から現在に至るまでに、ミャンマー中部や北部で洪水の被害が拡大しています。
主な被害として、地方12箇所で大雨の被害により、全ての家屋と農作物が水につかりました。その中でも4箇所は特に被害が大きく、災害地方として認定した事を政府が発表しました。6月24日から7月末までの被災者数は143,871人、死者数は27人にも及びました。今後もその数は増える見込み。
被災者に対する救援と支援活動としてミャンマー政府は120,778,380 Kyatsを拠出しました。また、国民や国際非営利団体グループからも募金や支援物資が届けられ、救援と支援活動が続けられています。


2015.07.27 - 2015.07.02
大雨による洪水で農作物に大規模な被害が発生

今年の6月と7月の大雨でミャンマーの各地に洪水が発生し、農作物に大きな被害を与えました。
カチン州では19,474エーカーが洪水となり、1,789エーカーが被害を受けました。ラカイン州では2,915エーカーが洪水となり、2,171エーカーが被害を受けました。シャン州では6,921エーカーが洪水となり、19エーカーが被害を受けました。ザガイン管区では洪水が86,982エーカーまで広がり、26,132エーカーが被害を受けました。合わせると30,111エーカーにもなり、実に東京ドーム2,560個分に及ぶ被害となった。
※1,000エーカーは東京ドーム85個分バゴー管区、ヤンゴン管区、マンダレー管区などにも洪水は発生しましたが、農作物への被害は少なかったと農業省から発表されました。


2015.07.20 - 2015.07.26
モバイル成長世界第3位(2015年第1四半期)

2015年度 第1四半期のエリクソン・モビリティレポートによると、ミャンマーのモバイル契約数はインドと中国に次いで世界第3位だった。モバイル契約数の過去四半期の純増数はインド(2,600万)、中国(800万)、ミャンマー(500万)。ミャンマーのモバイル契約数が、過去四半期より500万件増えた事がモバイル成長世界第3位に躍進させた。

第1四半期終わりに世界のモバイル契約数は約72億となり、その数は世界人口と同数程度。昨年は、急成長のミャンマー通信市場において、大規模な成長が見られた。外資系Ooredooミャンマー社は330万、Telenorミャンマー社は640万の加入者があることを今年の春に両社は発表している。一方、国有のミャンマー郵電公社(MPT)は、加入者が約1,300万に達した事をミャンマータイムズに語った。

又、エリクソン社東南アジア・オセアニアの最高責任者サムサバ氏は、各地域の将来的なスマートフォン普及率について、「現在、東南アジア・オセアニアで携帯電話の25%はスマートフォンである。2020年までにスマートフォン契約数は、ほぼ8億(3倍)に成長すると予測する。LTEの契約はモバイル契約の約25%を構成する一方、70%が3Gになるだろう。」と語った。


2015.07.13 - 2015.07.19
ミャンマー総選挙11月8日実施」正式発表

ミャンマーの選挙管理委員会は7月8日に、ミャンマーの総選挙を今年11月8日に実施すると正式発表した。これに伴って、国民の人気が高いアウンサンスーチー氏率いる最大野党・国民民主連盟(NLD)が、 総選挙に参加するかしないかを近日中にNLDの中央執行委員会議を行って決めると発表した。今回の総選挙は与党のUSD(連邦団結発展党)とNLDの激しい選挙戦になると予想される。
NLDが総選挙に参加するかしないかは、総選挙が公平に実施されるかを判断して決めるとNLDの委員Win Hteinは発言した。今のところ選挙管理委員会が発表した有権者リストは、全国的に70%程度誤りがあり、それを総選挙実施までに訂正できるか疑問な状況。これまで、NLDは有権者リストに誤りが多いことについて選挙委員会に抗議を行っていたが、誤りが更に多いことが分かり、Naypyitawで再度選挙委員会と協議を行って、有権者リスト訂正のために申請期間延長の同意を得た。


2015.07.06 - 2015.07.12
労働者に支払われる一日の最低賃金設定

ミャンマーの労働者に支払われる一日の最低賃金設定について、6/29国家委員会が発表しました。最低賃金は一日3,600 Ks(約400円)、一時間450 Ks(約50円)です。労働者15名以下の企業は対象外となります。
最低賃金を設定するため、政府、労働者、企業経営者との会合が6/22~6/23までヤンゴンで行われました。会合では労働者側からは4,000 Ks、企業経営者側からは2,500 Ksが一日の最低賃金として申請されました。各代表から申請された金額を元にして、国家委員会が一日の最低賃金を3,600 Ksとして決めました。
国家委員会が発表した最低賃金について、不満がある場合6/29から2週間以内に抗議することができます。抗議された場合は再度検討を行い、最低賃金の修正が必要となれば修正を行うと、 厚生労働省の労相U Aye Myintが話しました。


2015.06.29 - 2015.07.05
日本で行われるミスインターナショナル2015へミャンマーから参加

2015年11月5日東京で第55回ミスインターナショナルが開催されます。この参加者募集がミャンマーで始まりました。興味がある女性は誰でも申し込む事が可能です。ミスインターナショナル・ミャンマー2015は、2015年8月30日にヤンゴン国立劇場で行わる予定です。
ミャンマー旅行観光局主催で、ミスインターナショナル・ミャンマーは2012年から開催されています。今年もミス・ミャンマー四代目を選出し、東京で行われるミス・インターナショナル2015へ参加することになります。

歴代のミス・ミャンマーは、以下となります。
・ミス・ミャンマー2012:ナンキンゼアーさん(NanKhinZayar)
・ミス・ミャンマー2013:ゴニー アイ キョウさん(GonyiAyeKyaw)
・ミス・ミャンマー2014:メイバニテーさん(MayBaniThaw)


2015.06.22 - 2015.06.28
ミャンマーサッカー代表チーム準優勝

2015年6月にシンガポールで行われた第28回Asia Sea Games(東南アジア地域のオリンピック)にて U-23男子ミャンマーサッカー代表チームが準優勝しました。決勝戦の対戦国はタイでした。Asia Sea Gamesにおいて決勝まで進出できたのは、過去20年間で3回しかありません。1973年に優勝した20年後の1993年、2007年、そして今年の3回です。42年ぶりの優勝を目指して臨んだ決勝戦でしたが、惜しくも優勝を逃してしまいました。しかし、選手たちの懸命なプレーにミャンマー国民は皆大いに盛り上がりました。ミャンマー大統領の Thein Seinも熱い応援をしていました。今年のAsia Sea Gamesのミャンマーのメダル獲得数は、Gold-12、Silver-26、Bronze-31の合計-69でした。


2015.06.15 - 2015.06.21
ミャンマーで最初のユネスコパークになったインレー湖

2015年6月9日にパリで行われた、ユネスコのMAB計画(Man and the Biosphere Reserve Program)会議で、ミャンマーのインレー湖がユネスコエコパークとして選定されました。今年は19カ国からエコパークとして申請された26箇所から、20箇所が選定されました。インレー湖が選定される様に、2013年から政府、NGO、ユネスコ等が協力して2014年8月28日に申請を行い、エコパークとして選定されました。インレー湖には270種の鳥、43種の魚、94種のチョウ、135種のラン等が生息しています。エコパークに選定された事により、インレー湖に生息する動植物が絶滅しない様に、国際委員会から技術的な支援等が得られ、レインレー湖の自然環境保護に役立ちます。


2015.06.08 - 2015.06.14
無償教育に保護者は大喜び

生徒にとって長期連休明け初日は緊張の一日で、多くの生徒は連休明けの6月1日接近を恐れたに違いない。しかし、保護者は今週「お金を払う必要がない」ことを実感して大喜び。
今年、ミャンマーで初めて無償教育が高等学校まで拡大され、全国で40,000校以上に導入された。子供達に学校へ長期間通ってもらうための計画の一環として、教育省は2011年度に小学校の無償教育と共に、テキスト、練習帳、及び支援金(1000Kyats/人)提供を始めた。
中学校の無償教育は昨年に導入され、高等学校の無償教育は今年からとなる。文部科学省は、基礎教育への入学に対する生徒、保護者、及び教師の悩みを解消した。今年は小学生への支援金(1000Kyats)の代わりに制服を提供した。又、中・高等学校の生徒にも制服提供を計画していると、同省のディレクターが言う。
これで保護者は文具、スポーツ、図書館、保護者と教師協会の手数料のみならず、授業料の支払も不要となる。5月29日出版の2014年国勢調査結果では、10歳のミャンマー人の
約80%が学校に通っていることを示した。この値は以前の推定値より高い数値だが、15歳までに40%へ減っているのが実態。


2015.06.01 - 2015.06.07
ミャンマー為替市場、ドル高が8月まで続く想定

ミャンマーの為替市場でドル高が8月まで続くと想定されており、そのままドル高が続くと物価も上昇して低所得者層のため生活は苦しくなるのではと心配されています。
水祭りの前、4月の頭ごろの為替レートは1ドルあたり970チャットですが、今週の月曜日に市場の為替レートは1ドルあたり1130チャットまで駆け上がってきました。
先日ミャンマーの中央銀行は民間銀行に対し、米ドルの為替レートを中央銀行が設定した公式リファレンスレートの0.8%範囲内に設定して米ドルの売買を行うように注意しましたが、為替レートが現在も上昇しています。
一部の銀行が政府が設定したドルのレートで最大5名までだけに両替するとか、700ドル以上なら両替をしないとか様々な制限をかけています。現状輸入関連の企業からの
外貨購入も増えておりミャンマーの為替市場では米ドル高が続く見込みです。
米ドルの価格が2009年ごろに1ドル1300チャットまで上がってきました。国内企業家たちは「ミャンマーは毎年8月までドル高が続く傾向があり、今年は2009年の価格を超えて
新しいレコードの価格になるだろう」と述べました。


2015.05.25 - 2015.05.31
ミャンマーの少数民族ロヒンギャ族の密航

ミャンマーの少数民族ロヒンギャ族の密航船が周辺国に漂着している問題で、ミャンマー外務省は5月20日、国営メディアを通じて声明を発表、国際社会と懸念を共有しているとし、海上で困窮している人々に対して人道支援の用意があると強調した。
声明は、国軍による領海監視など密航防止に力を注いでいると説明。周辺国が対策を協議する中、問題解決に前向きな姿勢を示す狙いとみられる。ただ、ロヒンギャ族を自国民族と認めていないミャンマーが、周辺国に漂着した人々の送還に応じるかは不透明だ。
多くのロヒンギャ族が暮らす西部ラカイン州の当局者は5月21日、州都シットウェで取材に応じ、密航者の大半がバングラデシュ人だと主張。迫害によってロヒンギャが
国外脱出しているとの構図を否定した。


2015.05.18 - 2015.05.24
フローレンス・ナイチンゲール賞をミャンマー人が受章(通算4人目)

赤十字国際委員会から国際看護師の日(5月12日)に、45回目フローレンス・ナイチンゲール賞の受章者が発表されました。
同記章は赤十字国際委員会が看護に功労のあった看護師や応急手当などに貢献のあった看護補助者などに授与するもので、
選考は2年に1回行われ、第1回は1920年で今年で45回目迎える、今年は18カ国36人の看護師が受章し、その中の一人はミャンマー人になります。

受章したサナインナイントゥンさん【Sa Naing Naing Tun】は、Hainggyi島から2008年にサイクロン・ナルギス後の荒廃エーヤワディー地域を再建するために、派遣されました。
「看護師として人を手伝うことで自分の人生の困難や悪夢を乗り越えることができた」と彼は言いました。

ミャンマー人の過去の受章者は、以下となります。
・DawKhinOhnMyaさん:第二次世界大戦で負傷のミャンマー軍の治療に貢献(1963年)
・DawMYawNamさん:北部シャン州で負傷した兵士の治療に貢献(1993年)
・DawTheinYiさん:燃えている家からの子供の救出に貢献(2001年)


2015.05.11 - 2015.05.17
新しいバス路線【SRT1】開通

ミャンマーに初めてITS(Intelligent Transportation System)とI PAY(E-TICKET)システムを同時に使用できるエアコンバス路線が開通しました。
このバス路線の名前はSRT1です。
運行を開始したのは、政府とローカル企業が合弁で設立したSanYaungNi社で、韓国製のバス(Hyundai Aero City Bus)が、2015年5月3日の朝7時にヤンゴン市を出発しました。
SanYaungNi社は、高級バス路線(SRT1)に国際基準に準じた25台のバスを準備しました。最大50名乗車可能、バス代を【I Pay】カードで支払う事ができ、
涼しいエアコンも付いてます。バスの出入りは、入口と出口を分けた形となっています。(通常バスは出入り口は同じ)又、乗客者のセキュリティ確保の為に、
監視カメラも設置しました。
現在、ミャンマーでは毎日220万人の乗客の為に、バス4,300台が運行している。ミャンマーでは人口増加と伴にバスが足りない問題が発生しているので、
SRT1のような便利な高級バス路線がもっと増えるように政府もサポートして行きます。


2015.05.04 - 2015.05.10
カソン満月日(Buddha Day)は全パゴダが賑やかになる

先週の土曜日(5/2)はミャンマーのカソン満月日でした。カソン満月日はミャンマー人仏教徒にとって重要な日です。なぜならば仏様が生まれた日、仏様になった日、
仏様が亡くなった日だからです。カソン満月日はBuddha Dayと呼ばれています。その日はミャンマー人仏教徒たちがパゴダへ行ってお祈りしたり、
ガジュマル木に水をかけたりしてお祭りを行います。
今年もシュエーダゴンパゴダには朝5時からBuddha Dayが行われました。朝5時から夜まで人がたくさん集まり賑やかでした。また水、ジュース、ケーキ、
モヒンガーなどを寄付している人もたくさんいます。シュエーダゴンパゴダのみではなく、全パゴダでもBuddha Dayが行われましたので、先週の土曜日は一日中とても
賑やかな日となりました。


2015.04.27 - 2015.05.03
【ティンジャン祭り】ヤンゴンで少なくとも11人死亡、134人負傷

ミャンマーの新年を祝う水かけ祭り「ティンジャン」が4月13日から16日までの4日間行われ、ヤンゴン地区で少なくとも11人が死亡、134人が負傷。 期間中、ピイ通り(Pyay Rd)やカバエパゴダ通り(Kabaraye Pagoda Rd)、カンドージー湖通り(Kandawgyi Lake Rd)などの主要道路には、200以上の大小様々な水かけ用のテントが設置され、
多くの人々で賑わった。
一方、警察と保安要員も大型のテントを設置し、飲み騒ぐ人々の安全確保に努めたが、残念ながら多くの死傷者を出すこととなった。負傷者の多くは、飲酒運転やドラッグ使用、
スピードオーバー、過剰積載(過剰乗車)などの交通事故によるものだ。ヤンゴン地区の交通警察によると、昨年のティンジャン祭りではヤンゴンで15人が死亡、178人が負傷したとのこと。わずかながら死傷者の数は減少した。


2015.04.11 - 2015.04.23
水祭りに欠かせない特別な花「パダウ」

4月11日~4月21日はミャンマーの水祭り(ティンジャン)で、水祭り期間中は連休となります。ミャンマーの暦で正月にあたる4月には「ティンジャン」と呼ばれる水掛け祭りが
全国各地で開催されます。水をかける行為には前年の不運や罪を洗い流して、よい新年を迎えるという意味があります。水祭り期間は通常元日の前日までの4日間ですが、
うるう年になると1日増えて5日間になります。水祭り期間中は会社も学校も公共機関もお休みで、MDCRも4月11日から21日まで休業となります。また、この期間中田舎へ
帰る人旅行する人も多くて、4月の初旬ごろからショッピングセンターやスーパーなどで買い物をする人が増えて、町中がにぎやかです。
ミャンマーの水祭りを象徴するものといえば Padauk(パダウ)花です。Padauk(パダウ)花は一年に一回だけこの時期に雨が降るときに咲き、花の色は黄色で良い香りもします。
ミャンマー人にはとても人気がある特別な花です。今年は3月末に突然雨が降りましたので、Padauk(パダウ)花が少し咲きましたが、まだ満開になっておりません。
また雨が降ってPadauk(パダウ)花が満開になることを楽しみにしています。


2015.03.30 - 2015.04.05
ティラワ経済特区(SEZ)のインフラ(電力)整備

同区に電力を供給する火力発電所を、住友商事が工事(2基計50メガワット)を受注したと発表した。
同区に進出することを発表する日本企業が増加しているが、同区のインフラ整備でも日本企業の存在感が増している。